みなさまこんにちは
今月末の定期演奏会、ブルックナー交響曲第7番の
練習が始まりました
桂冠名誉指揮者の飯守泰次郎さん、お久しぶりですがお元気そうです。
今日は、ひとつの楽章に1時間ずつかけ、ブルックナーだけを
じっくり練習しました。
第1番から演奏し続けてきたブルックナーツィクルス、
とうとう最後の3曲にたどりつきました。
そして今回の7番から、”ワーグナーテューバ”が登場します
ホルンの後ろに座っている、奏者の顔が見えなくなっている楽器が
ワーグナーテューバです。
ワーグナーが、「ニーベルングの指輪」のために取り入れた楽器。
小さなテューバ?ユーフォニアム?のような見た目ですが、
ホルン奏者が演奏します
ホルンに似たような音色ではなく、どちらかというとテューバを
少し軽やかに少し明るくした感じでしょうか。
ワーグナーテューバとテューバが5本で一緒に奏でている時など、
それはそれはもう深遠な世界が広がります。
ただ、構造上とても音程が不安定な楽器なのです。。。
慣れない楽器である上に、音程を取るのが難しい、とあって
奏者達はピリピリしています
飯守さんはいつものように何ごとに関しても一切妥協されず、
手の内に入ったブルックナーを極めていかれます。
また、空き時間にお話を伺ってきます
今回、飯守さんが
「ブルックナー7番の前には、若林さんくらい”格”のあるピアニスト
でないとバランスが取れない!」
とおっしゃって出演をお願いした若林顕さんのモーツァルトも
楽しみですね。
C席は完売しておりますが、S・A・B席はもう少し残券がございます。
今月のプレミアム・フライデー、ぜひシンフォニーホールに
いらっしゃってください
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