2016年

  • 2016.5.17(火)
    公演情報 関西フィルNews
    デュメイ監督の定期演奏会、間もなくです!!

    みなさまこんにちは
    雨がやっと上がりましたね

    今週19日(木)の定期演奏会までこのお天気が続きそうです。
    ぜひドイツ・オーストリアの美しい音楽の夕べにお越しください110838

    前半ではヴィオラのソリスト、ミゲル・ダ・シルヴァさんをお迎えし、
    デュメイ監督のソロも一緒にお楽しみいただきます。

    シルヴァさんは、ポール・メイエさん、パスカル・ロジェさん、
    エマニュエル・パユさんなど、そうそうたるアーティストの皆さんと一緒に
    演奏活動をされています
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    音程にまったくブレが無く、少しヴァイオリンに近い華やかでくっきりした
    音色を紡がれます。
    なので、デュメイ監督と一緒にメロディーを奏でる時のこの上ない
    美しさは天にも昇る気持ちに

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    上の写真、モーツァルトの二重協奏曲で、ソロの部分が始まるまで、
    ご機嫌でオーケストラのヴィオラパートを弾いておられたシルヴァさん109598
    オーケストラのメンバーにも色々シグナルを送ってらっしゃいました。

    前半の最後は、シルヴァさんのヴィオラが歌うブルッフの”ロマンス”を
    思う存分ご堪能いただきます。
    ブルッフは、ヴァイオリン協奏曲第1番やスコットランド幻想曲が
    お馴染みで、この「ヴィオラとオーケストラのためのロマンス」は
    あまり演奏されませんね。
    ですが、曲が始まってすぐに”この曲、いい曲~!”と思ってしまうほど、
    とても親しみやすいメロディーで、心をつかまれます~

    ヴィオラのソロ、って聞くとちょっと小難しい感じしませんか??
    いえいえ、演奏時間は10分、珠玉の小品と言って間違いありません

    後半は、ブラームスの交響曲の中でも渋く輝く第3番をお聴き
    いただきます。
    ドイツ的でありながらも、とても甘やかな気持ちにもなることができる
    交響曲です。
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    特に第3楽章116114
    映画で使用されたことで有名ですが、この冒頭メロディーの他の追随を
    許さない突出したロマンチシズム…

    ブラームスのほかの交響曲と違い、4楽章の最後は静かに終わります。
    ぜひ、ザ・シンフォニーホールの素晴らしい残響をお楽しみください

    明日5月18日(水)の17時まで事前ご予約を受付しております。
    関西フィル:06-6577-1381

    公演詳細はこちら


  • 2016.5.10(火)
    公演情報 関西フィルNews
    デュメイシーズン、監督のヴァイオリンから開始です!!

    皆さまこんにちは

    デュメイ音楽監督、お元気に来日されています。
    2016年最初のデュメイシーズンの開始です~

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    上は、明日の本番の前半、モーツァルトの弦楽五重奏曲第4番の練習中109598
    左から、デュメイ監督、岩谷祐之、中島悦子、山本知資、日野俊介です。

    弦楽四重奏の編成にヴィオラを1本加えた五重奏。
    ヴィオラ2本は味が出ますよね~

    ヴァイオリニスト・デュメイがリードする室内楽、さすがですね。
    彼の推進力溢れる音楽につられて、楽団員がいつも以上に
    生き生きと精彩を放つ動きになっていきます

    終わった後、
    「やっぱデュメイさんは天才だわ…」
    「いつもの監督らしくすごく刺激的だけど、どんなことをしても
    エレガント!!」などと、ため息交じりに語っていました。

    モーツァルトの室内楽の中でも深い憂いに満ちたこの五重奏曲、
    フェニックスホールの響きの中で、皆さまの心に寄り添う
    ひとときをお贈りできればと思います。

    後半は弦楽器22名でお聴きいただくチャイコフスキーの
    弦楽セレナーデ
    色々ありまして、デュメイ監督と関西フィルで演奏するのは
    今回が初めてとなります。

    1楽章冒頭はテレビやCMでも超有名ですし、第2楽章ワルツは単独で
    大変よく演奏しています。
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    演奏し慣れている曲ですが、私達の”慣れ”はいつものようにデュメイ監督
    によって覆されるのです27968

    何の疑いもなく楽譜通りアクセントを付けている所を、
    「これは重すぎるよね」とアクセントを外したり、
    思いもつかないようなフレーズの作り方などで、
    いつも聴いている”弦セレ”とは色彩が違ってきた部分が
    たくさん

    ぜひお楽しみいただければと思います110838

    明日は18:30からホールの1階ロビーにて当日券を
    発売開始致します。

    フェニックスホールでお待ちしております

     

     

     


  • 2016.5.9(月)
    公演情報 関西フィルNews
    「大阪4大オーケストラの響演」番組放送のお知らせ

    みなさまこんにちは
    雨ですね~。

    そんな雨に負けない楽しいお知らせです。

    4月24日(日)に開催しました「大阪4大オーケストラの響演」が
    朝日放送で放映されます。

    放送日:2016年5月13日(金)深夜25時59分~(2時間番組)
    (関西地区、6チャンネルABCテレビにて)

    練習風景や楽屋裏の様子も、たくさん収録してくださってました

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    写真提供:大阪国際フェスティバル(C)森口ミツル

    上記写真は指揮者4人のプレトーク風景110838

    皆さま、どうぞご覧くださいませ!!


  • 2016.5.2(月)
    関西フィルNews
    5月のマグノリア

    みなさま、こんにちは
    ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
    世間では10連休の方もおられると聞きますが、
    関西フィルは演奏会続きで、カレンダーに関係なく西へ東へ動いています!

    そんなゴールデンウィークの最終日、5月8日(日)に
    毎月恒例のマグノリアコンサートがございます!
    関西フィルメンバーが毎月1回出演させていただいている
    室内楽のコンサートシリーズ、マグノリア・サロンコンサート、
    5月はチューバの吉野竜城が出演いたします
    吉野竜城写真5

    オーケストラのステージではいつも
    向かって右奥にドーンと構えているチューバ。
    オーケストラ曲ではチューバのソロはあまりありませんので
    チューバの音を単独でお聞きいただく機会はなかなかありません。
    どっしり低音のソロを、マグノリアホールでぜひ

    そうそう。この大きな金管楽器は「テューバ」「チューバ」と
    2通りの表記方法がありますが、
    ウチの吉野は「チューバ」派ですので、
    今日は「チューバ」と表記しますね

    橋本礼奈写真3

    共演はピアニストの橋本礼奈さん。
    大学在学中よりチューバやユーフォニウムの伴奏ピアニスト
    として活躍され、現在は日本国内のみならず、
    海外のバリチュー奏者からもひっぱりだこ!!
    きっと低音楽器ならではの“なにか”があるのでしょうね~。
    そして、吉野のお弟子さんとご結婚され、
    関西に移ってこられた、とのこと。
    そんなご縁での、今回の共演となりました!

    今回のプログラムについて、吉野に聞いてまいりました!

    今回は前半はホルンの曲とフルートの曲、
    後半はチューバのオリジナルを演奏します。
    チューバは19世紀中頃から普及した楽器なので
    バロック、古典、ロマン派の時代にチューバの為の作品と
    いうものが無く、他の楽器の作品を演奏する事が一般的なのです。
    ホルンの作品は同じ金管楽器ですし、同じF調の楽器を使う事も
    あり、よくチューバで演奏されます。
    数十年前までは、R.シュトラウスのホルン協奏曲が
    チューバのオーディションの課題曲として頻繁に使われていました。

    バッハのフルートソナタの中でも、
    Es Durはもはやチューバのレパートリーとして定着していますが、
    今回はE Durを演奏します。
    チューバで演奏するのは非常に珍しいのではないでしょうか?
    F調の楽器でE Durを演奏するのは運指が大変難しいのですが、
    (フルートでも充分難しいそうですが…)
    とても素敵なかわいい曲ですよ。

    チューバのオリジナル作品は、
    米独ジャズピアニストの作品2曲を取り上げました。
    J.ハーモンは大学で作曲を、
    ジャズピアノをオスカー・ピーターソンに学び、
    ジャズピア二スト、作曲家として活躍した人です。
    今回演奏する「silhouette 」はエンパイアブラスクインテットで
    名手として活躍し、そして優れた教師としても名高い
    アリゾナ州立大学のサミュエル・ピラフィアン
    の為に書かれたとても素敵な曲です。
    E T Kalkeは1924年シュトットガルト生まれ、
    オーボエ奏者からジャズピアニストに
    転身したとの事ですが、室内楽、管弦楽曲など作品は多数あります。
    明るく楽しい曲ですので、肩の力を抜いてお楽しみ
    いただけましたら幸いです。

    チューバでフルートの曲!?
    音の高さはいちばん遠い楽器同士なのに、意外ですね!
    特に管楽器は、楽器それぞれにいろんな事情や背景がありますので、
    そのあたりに詳しくなると、オーケストラを聴くのが
    ますます楽しくなりますよ

    吉野と言えば、演奏の合間のおもしろトークも好評ですので、
    そちらも合わせてお楽しみくださいね
    ご来場、お待ちしております

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2016年5月8日(日)14:00開演(13:15開場)
    [場所] 逸翁美術館マグノリアホール (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m) [出演] 吉野 竜城(関西フィル・チューバ トップ奏者)
         橋本 礼奈(ピアノ)
    [プログラム]F.シュトラウス:ノクターン Op.7
                         J.S.バッハ:フルートソナタ第6番 E Dur BWV1035
           J.ハーモン:シルエット
           ET.カルケ:コンチェルティーノ in F
    [入場料] 全席自由\1,000(120名様限定)
    [お問合せ]逸翁美術館 072-751-3865


  • 2016.4.28(木)
    公演情報 関西フィルNews
    明日の定期演奏会、キャンセル待ちのお知らせ

    みなさまこんにちは

    明日の第273回定期演奏会の当日券販売はございません。
    キャンセル待ちの整理券を配布させていただき、
    開演直前にチケットのキャンセルがあれば販売させていただきます。

    キャンセル待ちをご希望の方には、
    (1)12:45 当日券窓口(③番窓口)にて整理券を配布開始いたします。
    (2)開演10分前の13:50に整理券の番号順にお並びいただきます。
    (3)その時点で残席があれば、座席指定券を販売いたします。
    ※席種・座席はお選びいただけません。
    ※お並びいただきましても、ご購入いただけない場合がございます。

    チケットをご希望のお客様には大変お手数をお掛けいたしますが、
    何卒ご了承ください。

    それでは、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。