ラジオ放送のお知らせです!
2015年12月6日(日)19:20〜20:20
NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」
◎シベリウス:交響曲第6番 ニ短調 作品104
◎吉松 隆:サクソフォン協奏曲「サイバーバード」作品59
指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
サクソフォン:須川 展也
ピアノ:小柳 美奈子
パーカッション:山口 多嘉子
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
(以上、2015年10月30日開催、関西フィルハーモニー管弦楽団第269回定期演奏会より)
どうぞお聴き逃しなく!
2015年
-
2015.12.2(水)
-
2015.12.1(火)
みなさま、こんにちは
いよいよ12月になりました
オーケストラにとっては「第九」に明け暮れる12月ですさて、今月も恒例のマグノリアコンサートがございます
12月はティンパニ奏者の中山直音が出演させていただきます。
(名前は『ただなり』と読みます)
2014年12月にメンバーとして加わり、ちょうど1年になります。
みなさま、もう覚えてくださってますか関西フィルではティンパニ奏者を務める中山ですが、
マグノリアホールは室内楽用の小さなホールなので
どでかいティンパニはちょっとお休みしまして。。。
「打楽器奏者」として、マリンバやヴィブラフォン、太鼓などでお楽しみいただきます共演は同じく打楽器奏者の角武(すみ・たけし)さんと、ピアノの大西真衣さん。
左から、角武さん、大西真衣さん、中山。
若々しい顔ぶれですね
ピアノの大西さんと中山は大学時代の同級生、
そして角さんは同じ打楽器奏者として、
これまでに何度も共演を重ねてきた信頼できる間柄、とのこと。「普段、打楽器のソロやアンサンブルを聴く機会があまりないお客様に、
打楽器をより身近に感じていただきたいと思い、
いろんな打楽器作品をプログラムに入れてみました。
オーケストラで聴く打楽器とは違う、打楽器の響きを感じていただけるように、
頑張りたいと思います。」と、意気込みを語る中山です
確かに打楽器というと、
オーケストラの舞台では奥まったところにずらずらっと並んでいてよく見えないですし、
華やかなメロディを歌い上げる弦楽器や管楽器と比べると
なんだかよくわからない、謎多きジャンル、という感じがしますね一口に「打楽器」と言いましても、ものすご~く多岐にわたりまして、
楽器の種類やら構造やら分類やらなんやらで
実は奥の深~い世界なのです
今回のマグノリアコンサートでは、
いわゆるタイコ系の打楽器と、マリンバやビブラフォンといった鍵盤系の打楽器で
オーケストラでは聴くことのできない打楽器の響きをお楽しみいただきますこちらは練習風景の1コマですが、
左がビブラフォン、右がマリンバです。コンサート当日も、こんな感じに楽器を並べて演奏します。
ピアノのようにペダルを駆使する鉄琴ビブラフォンと、
約5オクターブの広い音域をカバーする大きな木琴マリンバ、
そしてマグノリアホールのすてきなスタインウェイのピアノが
どんな風に鳴り響くのか、とても興味深いです(豆情報:
マグノリアホールのスタインウェイはとてもめずらしい形のグランドピアノなので
脚の部分などなど、ぜひご注目くださいね)
プログラムは、ピアノソロでお届けするバッハ以外は、
まったく馴染みのない作曲家ばかりで、どちらかと言うと現代的な曲目ですが、
突拍子もない現代音楽のような感じではないので、
ちゃんと心を落ち着けて、聴いていただけると思いますご安心を
打楽器の音楽は、ハマる人にはハマるジャンルなので、
まだ聴いたことのない方はこの機会にぜひ今度のマグノリアコンサートは日曜日、お昼14時の開演です
11月、12月と連続して新メンバーお披露目コンサートとなりましたマグノリアコンサート。
11月の田代直子に引き続き、12月の中山直音にもあたたかいご声援を、
どうぞよろしくお願いいたします【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2015年12月6日(日)14:00開演(13:15開場)
[場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
(阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)[出演]
中山 直音(関西フィル・首席ティンパニ奏者)
角 武(打楽器)
大西 真衣(ピアノ)
[プログラム]
アルマンド・ラッセル:ピアノと打楽器のためのソナタ
エマニュエル・セジョルネ:マリンバと弦楽合奏のための協奏曲
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
イヴァン・トレビーノ:マリンバデュオのための2+1
ジェイソン・デクリストファロ:フルート、マリンバ、ピアノのためのトリオ
[入場料]
全席自由¥1,000
(※120名様限定です!)
[お問合わせ]
逸翁美術館:072-751-3865
-
2015.12.1(火)
ラジオ放送のお知らせです
2015年12月6日(日)19:20~20:20
NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」
◎シベリウス:交響曲第6番 ニ短調 作品104
◎吉松 隆:サクソフォン協奏曲「サイバーバード」作品59
指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
サクソフォン:須川 展也
ピアノ:小柳 美奈子
パーカッション:山口 多嘉子
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
(以上、2015年10月30日開催、関西フィルハーモニー管弦楽団第269回定期演奏会より)
どうぞお聴き逃しなく
-
2015.11.30(月)
みなさまこんにちは
昨日は大変お寒い中、多くのお客様にいずみホールに
お越しいただきました。
ありがとうございました先日、ご案内させていただきました来年4月24日(日)開催の
「4大オーケストラ」の響演ですが、明日12月1日先行発売は、
関西フィルサポーターズ会員様もご購入いただけます。以前のご案内では少しわかりにくい状況でした。
申し訳ありませんでした。今回はとても良い席がございますよ
友の会&サポーターズの会員の皆さま、ぜひ良い席を
ゲットしてください関西フィル
06-6577-1381【2016年♪4大オーケストラの響演♪】
日時:2016年4月24日(日) 開演17:00(開場16:00)
16:40から4人の指揮者によるプレトーク開催!
会場:フェスティバルホール【プログラム】
外山雄三/大阪交響楽団・・・ストラヴィンスキー:「かるた遊び」
井上道義/大阪フィルハーモニー交響楽団・・・ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
飯守泰次郎/関西フィルハーモニー管弦楽団
・・・ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より”前奏曲と愛の死”
飯森範親/日本センチュリー交響楽団・・・ベートーヴェン:交響曲5番「運命」
(演奏順)【チケット情報】
チケット料金:S席8,000円 / A席6,000円 / BOX席11,000円
各オーケストラ会員先行発売日:12月1日(火)10:00~
チケット一般発売日:12月13日(日)
*関西フィル事務局では14日(月)10:00から一般発売開始
-
2015.11.28(土)
みなさまこんにちは
急な寒さが体にこたえますが、寒さに慣れるまで
用心いたしましょう明日29日は、今年最後のデュメイ音楽監督との演奏会になります。
今年最後を締めくくる大変美しいプログラムです~「シューベルトとブラームス」というだけで、薫り立つようなロマン派の
音楽が想像できますね前半はシューベルトの繊細さを堪能していただける、「ロザムンデ間奏曲第3番」と
「未完成交響曲」。
後半は、無形文化遺産に推薦したい、ブラームスのヴァイオリン協奏曲。
全体を通して深遠な世界が広がります「未完成交響曲」は、シューベルトが第3楽章の途中でオーケストレーションを
やめてしまったことにより、1・2楽章しか完成しませんでした。第1楽章の最初の部分は、日本を代表するロックバンドがある曲に
使用したことで有名ですよね。
本当に多くの音楽家に影響を及ぼした傑作です。でも”完成していない”!?ちょっと納得いきませんよね~。
安心してください
この曲のウリはまさしく、”未完の美しさ”
ミロのヴィーナスと同じだと思います!!存在したかもしれない残りの楽章、フィナーレの楽章など、
かなり気になりますが、2楽章の終わり方があまりに美しいので、
唯一無二のこの音楽は、こういう運命で良かったのかもしれません。「未完成交響曲」とよく一緒に演奏される「ロザムンデ」間奏曲第3番、
天国的な美しさに溢れるこの曲での公演の幕開けとなります後半は、エステル・ユーさんとのブラームス:ヴァイオリン協奏曲
素敵な表情で演奏されていますが、この表情がまさしく、この曲を表していると思います。
強い意志に貫かれたがっしりとした作りではありますが、
2楽章や3楽章はほのぼのと感情や、心から湧き出る民族愛に
彩られています。
2楽章冒頭のオーボエのソロもお忘れなく
ユーさんは、「音楽の友」12月号で、
「これは特別な作品。オーケストラ全員がつねに参加しているので、
舞台上で孤独を感じることが無い」と語ってらっしゃいました。
ユーさんとデュメイ&関西フィルが作り上げるロマン派の大曲、
どうぞお楽しみにしつこいようですが、5・6月ヨーロッパ公演のおもしろ写真、
今回でやっと全部ご紹介できます~
最初の2枚の写真は、カメラマン徳岡裕紀(第一ヴァイオリン)提供です下記は、5月31日にドイツ・デュッセルドルフからイタリア・ベルガモへ
移動する際、ミラノのリナーテ空港に到着した様子です。この飛行機、アゲアゲ
すぎませんか
航空会社はエアベルリンで、何か期間限定のラッピング飛行機かな~、
と思っていたのですが、後で調べても何もわかりませんでした
何かご存知の方、ぜひ教えてください次は、6月3日イタリア・ベルガモから、ドイツ・ヴュルツブルクへの
移動の経由宿泊地、ドイツ・ウルムでの写真。
ウルムはアインシュタインの生地として有名です。街中には色々なアインシュタイン関連の物がありますが、
その中でも目立っていたのは、アインシュタインの噴水なかなか斬新なデザインですね。
残念ながら水は出ていないようです。人が写っていないのですが、この噴水、かなりの大きさなんですよ~。
高さは2メートル以上
上に巻貝が付いていて、その入り口にアインシュタインの顔があります。
斬新斬新・・・。そして下は、水が出ている噴水。
5月30日に公演を開催したドイツ・デュッセルドルフ、トーンハレの
正面玄関です。噴水の中にはひっくり返したグランドピアノ。
「あらら。水没ピアノ。。。」と思っていたら、
関西フィル某ヴァイオリン奏者がポツリと、
「池の中で、水の妖精がピアノを弾いてるかもしれないわねぇ・・・」
と、なんとも音楽的詩的な見解
本番前のキリキリした気持ちがほんわかしましたデュメイ監督と、大変密な時間を過ごした2015年でした。
次、デュメイ監督が関西フィルに来るのは来年の5月になります。
ブラームスの交響曲第3番やバルトークのヴ ァイオリン協奏曲(10月)、
楽しみですね~ぜひご期待ください
明日の公演、本日16時まで事前ご予約を承っております。
楽団員一同、ホールでお待ちしております関西フィル 06-6577-1381