みなさまこんにちは
今月、29日(金・祝)に開催します第273回定期演奏会ですが、
S席が完売致しました
1階席のA席も僅少、C席はオルガンの前のみと
なっております。
横山幸雄さんのド迫力のラフマニノフの3番、
菅野祐悟さんの交響曲第1番世界初演、
ぜひ早めにご予約いただき、実演をご確認くださいませ
公演詳細
↓ ↓ ↓
関西フィルHP
関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381
みなさまこんにちは
今月、29日(金・祝)に開催します第273回定期演奏会ですが、
S席が完売致しました
1階席のA席も僅少、C席はオルガンの前のみと
なっております。
横山幸雄さんのド迫力のラフマニノフの3番、
菅野祐悟さんの交響曲第1番世界初演、
ぜひ早めにご予約いただき、実演をご確認くださいませ
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関西フィルHP
関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381
みなさまこんにちは
大阪の桜の開花予想日は24日だそうですよ
中之島図書館の前の大きな桜の木、ほんの少しは
咲いているかもしれませんね
年に一度の中央公会堂での公演、明日開催致します。
メインはシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレイト」
シューベルトと言えば、”歌曲王”。
「魔王」「野ばら」「菩提樹」などの珠玉の作品や、
「ます」に代表される室内楽、2楽章制の「未完成」交響曲
など、どちらかといえば小規模の作品で有名ですね。
しかしこの「ザ・グレイト」は50分の大曲
第1楽章冒頭、ホルンによるほのぼのとしたメロディーが、
ハーモニーを伴って演奏された時のかっこ良さ
このメロディーが再現される度、理由の無い音楽の力で
心を揺さぶられます
”歌曲王”のシューベルトらしい第2楽章、オーボエの可憐な
ソロも聴き所です
第3楽章の勢い余る主題の後、中間部分はなんとも雄大で平和で
幸福感溢れる空間が皆さまを包みます
シューベルトに対して地味なイメージをお持ちの方も
多いと思いますが、4楽章は彩り豊かなハーモニーの変化、
元気いっぱい躍動感溢れるオーケストラサウンド
シンプルな編成の管楽器群のソロ、オーケストラ全体を包みこんで
いるようなトロンボーンにもご注目ください
そして前半もハッピーオーラ満開の北村陽さんの
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
4月からは6年生の北村さん、天真爛漫な笑顔が素敵ですが、
最近はこんな大人びた表情もされるようになりましたよ
1668年製カッシーニの響きをどうぞお楽しみに。
明日は14時から当日券を発売開始いたします。
大阪市中央公会堂でお待ちしております
みなさまこんにちは
年に一度の大阪中央公会堂での演奏会、21日(月)に
迫ってまいりました!!
プログラム前半のソリスト、チェロの北村陽さんは、先日
上野製薬さんからフルサイズのチェロを貸与されたそうです。
1668年製の”カッシーニ”という楽器。
1668年製!!
バッハよりも年上です…。
その時代の木で作られた楽器がまだ現役だなんて
それまでは4分の3サイズのチェロを弾かれていました。
ちょっと比べてみましょう。
上の写真は2015年8月、親子定期演奏会の練習の様子です。
下の写真が新しい楽器を弾いているところ。
写真のアップの度合いが違って比べにくいですが、楽器のエンドピンの
長さがずいぶん違いますね
楽器の下半分のふくらみがとても大きいそうで、すごくよく響く
とのこと
練習の後、少しお話を伺いました。
◆新しい楽器の音はどんなイメージの音・響きですか?
いろんな音色や響きが出て、毎日変化していくように感じます。
ぼくを包み込むような優しい音色が出て、ぼくの思っている表現がうまくできた
ときは、びっくりするくらい響いて一緒に喜んでくれているみたいです。
◆ハイドンの全楽章を弾き通すのはとても大変だと思いますが、
何か心がけていることは?
今は、フルサイズの楽器になったばかりなので、全楽章弾くためには体力
がいるなぁと感じています。
練習で毎日心がけていることは、オーケストラと大きなホールで弾く
ので、遠くまで音を飛ばせるように考えて弾いています。
大きく響く音を出すのは難しくて、気が抜けるとすぐ部屋で弾くみたいに
弾いてしまうので、そういうところは気をつけています。
◆次に挑戦してみたい曲、憧れている曲はありますか?
いつか弾いてみたい曲は、チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲です!
あたたかい響きの中央公会堂で、北村さんのカッシーニはどんな
風に響くのでしょうか
どうぞお楽しみに
明日、3月19日(土)の16時まで事前ご予約を
承っております
関西フィル
電話:06-6577-1381
みなさま、こんにちは。
今日はマグノリアコンサートのお知らせです。
毎月1回、関西フィルメンバーが出演させていただいている
室内楽のコンサートシリーズ「マグノリア・サロンコンサート」
オーケストラとは一味違う室内楽の側面から
関西フィルメンバーを身近に感じていただけるコンサートで、
多くの皆様よりご好評をいただいております。
機会をご提供くださっている阪急電鉄様、そして
マグノリアホールの皆様には、楽団一同、感謝しております!
さて、今月は2月13日(土)
フルートの沼田陽一が出演させていただきます。
共演は読売日本交響楽団フルート奏者の一戸敦さん。
ふたりは桐朋楽団時代の先輩&後輩の間柄です!
(共演は何年ぶり??「聞かないで!」とのことですが。)
なんとなく、雰囲気が似てません!?
2月生まれの沼田ですが、実は今年めでたく還暦を迎えます。
そんなわけで今回のマグノリアコンサートは「還暦コンサート」として
本人とっても気合いが入っております。
これに一戸さんがお祝いがてら、東京から駆けつけてくださることとなり、
このたびの共演と相成りました!
写真は2~3年前に、桐朋学園時代のお師匠である峰岸壮一先生を囲み、
東京で同世代の門下生が集合したときのもの、とのこと。
ちょうど左端に写るのが一戸さん、右端が沼田です。
みなさん、とっても良い笑顔ですね!
プログラムは、フルート2本とピアノの作品を集め、
CPEバッハの作品と、
フルート界の有名人ドップラーの作品を演奏いたします。
ピアノ伴奏は加地美秀子さん。
以前より関西フィルがとてもお世話になっている方で、
沼田の還暦コンサートに際し、ご出演をご快諾いただきました。
演奏会は2月13日の土曜日、14時開演です。バレンタインイブです!
沼田の還暦祝いの会に、
たくさんのお客様にお集まりいただけたら幸いです。
ご来場をお待ちしております。
【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2016年2月13日(土)14:00開演(13:15開場)
[場所] 逸翁美術館マグノリアホール
(阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)
[出演] 沼田 陽一(関西フィル・フルートトップ奏者)
一戸 敦(フルート)
加地 美秀子(ピアノ)
[プログラム]C.P.E.バッハ:トリオソナタ
ドップラー:アンダンテとロンド
ほか
[入場料] 全席自由\1,000(120名様限定)
[お問合せ]逸翁美術館 072-751-3865
みなさまこんにちは
この前、初詣に行った所なのに1月が終わってしまいました…。
さて、2月3日はご存知のように節分と関西フィル定期演奏会ですね。
どちらも満喫してください
今回で3回目の共演となるヴォルフラム・クリストさんとの
オール・ブラームス・プログラムです。
交響曲第1番でもなく、ヴァイオリン協奏曲でもなく、ハンガリー舞曲集でもない
オール・ブラームス・プログラム!!
通なブラームス好きの方にも納得していただけるプログラムだと自負しております。
(選曲はクリストさん。。。)
クリストさんとの初共演は2012年、2回目は2014年でした。
聴きにいらっしゃったお客様、楽団員からの圧倒的支持があり、
引き続き出演をお願いしました。
メインの交響曲は第2番です。
「ガッチリドッシリドイツノシンフォニー」的な交響曲第1番の作曲に、
とてつもなく時間がかかったことはよく知られていますね。
その重圧から開放された喜びに溢れているような第2番です。
とてもゆるりと牧歌的な冒頭(第1番の冒頭との差!!)から、開放感躍動感に
溢れまくる4楽章まで、クリストさんはとてもしなやかに音楽性を大切にしながら、
丁寧に練習を進められました。
あ、今回は対向配置ですね。いつもの配置との、響きの違いをお楽しみに
1番・4番の交響曲は比較的演奏される機会が多いですが、
ベルリン・フィルの歴史と伝統を体現されるクリストさん指揮で、交響曲第2番を
聴ける機会はあまりありませんよ~。
前半では、弦楽五重奏曲第2番の弦楽合奏版を演奏します。
オリジナルの編成は、第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、第一ヴィオラ、
第二ヴィオラ、チェロとなります。
これはなかなかマニアックな曲ですね…。
渋くてわかりにくいかな、と思われると思いますが、とても親しみやすく
しみじみと心に染み入る瞬間やブラームス独特の踊るような
ハンガリー風な部分も出てきます。
が、もうこれが大変難しい曲でした!!弦楽器奏者、節分の最大の山場!!
オリジナルの編成とはまた違った分厚い響きで、この曲の魅力を
お伝えできれば嬉しいです
クリストさんは、セカンドヴァイオリン・ヴィオラ・チェロなどが弾く内声を
取り上げ、細かく練習されていました。
クリストさんからニュアンスが伝えられると、メロディーでは無い何気ない内声が
生命力を持ち、音楽全体の彩りがとてもふくよかになります
オーケストラ・ヴィオラのエキスパートでいらしたクリストさん、
きっと内声にもとても深い思いをお持ちなのでしょうね。
弦楽器奏者が、
「もうね、オケマン(オーケストラの人間)としてぜーんぶ解ってらっしゃるから
すごく緊張するよ。でもブラームスに対する深い愛情がひしひしと伝わってきて、
そういう雰囲気の演奏会になると思うよ!」と言っていました。
2014年の共演の時、関西フィルに対する思いもお聞きしています。
よければご覧ください~。
↓ ↓ ↓
https://kansaiphil.jp/date/2014/09/
皆さまへのご紹介が大変遅くなりましたが、12月に試用期間を無事終え、
正式に入団したフルートトップ奏者の河本 朋美(かわもと ともみ)を
ご紹介致します。
大阪府池田市出身、現在23歳です!!
関西フィル練習場に妖精が…!! あぁ、目の錯覚でした…。
練習終わりに色々質問してきました
* * * * * * * *
◆初めて習った楽器は?
4歳の時にピアノを始めました。
◆フルートを始めたきっかけは?
合唱のクラブにも入っていたのですが、そこで憧れのお姉さんが
フルートを吹いてらっしゃったのが素敵で、私も始めました。
◆目指している音楽家は?
神田寛明先生(NHK交響楽団)、堀井恵先生です。
◆好きな作曲家は?
J.S.バッハ、ブラームスです。旋律が大好きです。
◆好きなフルートのメロディーがある曲は?
ブラームス:交響曲第3番の第3楽章、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲の第2楽章、
ドヴォルザーク:交響曲第8番の第1・4楽章、ドビュッシー:小組曲の“舟歌”など
です。
◆趣味・特技は??
スイミングに通っていたので、平泳ぎが得意です。
趣味としては、読書(恩田陸さん、東野圭吾さん、宮部みゆきさん、伊坂幸太郎さん
など)でしょうか。
あと、お笑いが好きです。中川家さん、ノンスタイルさん、サンドイッチマンさんが
好きで、YouTubeをよく見ます。去年、初めて吉本新喜劇を見に行って
感動しました!
◆無人島に1枚だけCDを持っていくとしたら何?
2枚でもいいですか??
エマニュエル・パユさんの「巴里の魅惑」(初めて買ったCD)と、aikoさんの
「まとめⅡ」です。
◆好きな食べ物は?
モンブラン、お刺身、焼肉です。
◆休日は何をしていますか?
家にいてのんびりしています。予定が無いと、一歩も外に出ないこともあります。
楽器を吹いたり、それこそYouTubeでお笑いを延々と…。
* * * * * * * *
というような新人河本、2月3日(水)の定期演奏会では「悲劇的序曲」のピッコロと
交響曲第2番の1番フルートを務めます。
4月19日(火)にはマグノリアコンサートにも出演します。
皆さま、彼女のフレッシュなフルートの音色にぜひご注目ください!!
2月2日(火)の17時まで事前ご予約を承っております。
(関西フィル電話:06-6577-1381)
公演詳細
https://kansaiphil.jp/concert/#concert20160203
余談ですが。。。 練習の中では、楽譜の小節数(「56小節目から」)とか練習番号
(「練習番号Dから」)などを使って演奏開始箇所をやり取りします。
アルファベットの練習番号は少し伝わりにくい時があるので、
「アメリカの「A」から」とか、「ジャパンの「J」から」などと言うことも多いのですが、クリストさんは特に言葉は使わず練習番号をそのままおっしゃっていました。
それが!!今日の練習の最後の方で突然!! 練習番号「P」の時に、
「プラームスのPから」とおっしゃったのです!!“プラームス”って!!
Bの時も“ブラームス”とおっしゃらなかったのに!!
“プラームス”の真意はわかりませんが、お茶目なクリストさんでした