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今年最初の主催演奏会です!!

みなさまこんにちは!
寒いですね~

25日(月)は今年初めての関西フィル主催演奏会です
2016年、オーケストラの様子をお伝えするのが、こんなに遅くなって
申し訳ありません

今回の演奏会は「真冬の“熱狂の日”」です!!
リストのハンガリー狂詩曲第2番とファリャの「三角帽子」第2組曲、
これほど熱くなれる曲の組み合わせもなかなか無いですよ~。

「ファリャ」という作曲家はあまりお耳なじみが無いかもしれませんが、
スペイン生まれの作曲家で、とても親しみやすいスペインの舞曲を骨格にして
この曲は作られています。
ビゼーの「カルメン」と同じくらい、スペインの雰囲気が溢れ血沸き肉踊る
オーケストラサウンドが繰り広げられます!!

第2組曲は3曲から成っていて、3つとも踊りの音楽です。
“セギディーリャ”“ファルーカ”“ホタ”という3つの踊りで、
まさしく下の藤岡さんのような激しくかっこ良い音楽!!

第1部の最後の曲も皆さまを熱狂の渦に巻き込みます!
リストのハンガリー狂詩曲は、前半のゆっくりとしたテンポの“ラッサン”と、
後半の速いテンポの“フリスカ”という部分に分かれています。
後半の“フリスカ”の熱狂を知っていると、前半のゆっくりとねばるような
“ラッサン”に焦らされている時間がたまりません~。
焦らされた後のオーケストラの“熱狂”、ぜひご体感ください~。

少し時期が遅いですが、新年らしいシュトラウス一家の音楽もお届けします。
ヨハン&ヨゼフの兄弟の音楽を3曲♪
「観光列車」は今年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでも
演奏されましたね。
列車の汽笛の音が出てくるのですが、今回はこんな楽器で演奏します。

「E」というのは「ミ」の音のことです。音程があるんですね~。
この汽笛の音、ウィーン・フィルでは
大指揮者ヤンソンスさんが吹いてらっしゃいました。
楽譜上では打楽器パートの担当なのですが、さて、月曜日は誰か吹くでしょうか???
どうぞお楽しみに

この“熱狂の日”に彩りと春の光を添えてくださるのはソプラノの
幸田浩子さん
明日の幸田さんとの合わせが楽しみです!!

当日、18時から当日券を販売しております。
(事前ご予約は終了いたしました。ご了承ください)

 

【Meet the Classic Vol.32】

[日時] 2016年1月25日(月) 19:00開演
[会場] いずみホール
[出演] 指揮&お話:藤岡 幸夫
     ソプラノ:幸田 浩子

[プログラム]
  ● アンダーソン:舞踏会の美女
   J.シュトラウス2世:ワルツ「春の声」
  ● ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
   J.シュトラウス2世:“侯爵様、あなたのようなお方は”―喜歌劇「こうもり」より
  ● リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
  ● J.シュトラウス2世:ポルカ・シュネル「観光列車」
   マスカーニ:アヴェ・マリア
    (原曲:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲)
  ● ヴェルディ:歌劇「椿姫」第3幕への前奏曲
   ヴェルディ:“ああ、そは彼の人か~花から花へ”―歌劇「椿姫」より
  ● ファリャ:「三角帽子」第2組曲

[入場料] ●全席指定・税込
  1階席¥4,000 2階席¥3,000
  学生席¥2,000(25歳以下、1階席のみ)
  ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。

関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381