50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0515
50周年記念コラムも今回で第5回目となりました!
いやが上にも期待が高まりますが…ここで突然の緊急企画。・゚・(ノ∀`)・゚・
「オーケストラ奏者の素顔に迫ろう!」と題し、関西フィル楽団員にアンケートを実施しました♫
まずは日本人なら!?気になる事でしょう^^;
左が関西フィル楽団員の血液型割合、そして右が日本人の血液型割合です!
AB型とO型はほぼ平均値ですが、B型の割合が多いという結果になりました!
某オーケストラでは昔、セクション全員がB型だった…なんて噂を聞いた事がありますが、もしかすると関係がある?のかもしれませんね(ΦωΦ)フフフ…
長子が約半数を占める結果となりました! インターネット調査によると、小学生の約8割が習い事をしているそうですが、「音楽教室」は男女ともに人気のようです。長子には習い事を、という親御さんは多いことでしょう。
続いて見ていきましょう。
皆さん想像がつくと思いますが、「0~5歳」「6~8歳」の内、95%がヴァイオリン奏者(ヴァイオリンから転向したヴィオラ奏者を含)という結果でした。
管楽器奏者はほとんどが「12~15歳」「16歳~」、つまり中高の部活動で始めているようです! チェロ奏者もある程度体格が無いと難しいので、中高で始めた人が多数!
※ヴァイオリン・ヴィオラも「16歳~」から始めた奏者がおります。努力次第ではプロになれるのです!
算数(数学)が第1位という結果です。 「音楽と数学は通じるところがある」と言われておりますので、中々興味深いものとなりました。
外国語(英語含)が0%なのが意外です…!
続いては皆さん興味があるのではないでしょうか。 現役オーケストラ奏者が選ぶ、「弾きたい!」「聴いてほしい!」、交響曲を作曲した作曲家ランキングです!
※一人3票ずつ投票を行い、得票数が5票以下の結果は除きました。
弾きたい!聴いて欲しい!交響曲ともに、ブラームスが第一位となりました!
4票以下をご紹介する事が出来ないのが残念ですが、「弾きたい!聴いて欲しい!」ともに“重要とされる日本人の作曲家“というチェロ奏者からの意見がありました。
(交響曲とは限らないけれど)わが国の交響楽の歴史を刻んだ先駆者の作品 山田耕筰、芥川也寸志、黛敏郎、團伊玖磨、武満徹など
7月の第312回定期演奏会では貴志康一:交響曲「仏陀」(指揮/藤岡幸夫)を取り上げますので、是非たくさんのお客様に聴いていただきたいです!
続きましては…
衝撃的な結果です!「チェロ」を極めてみたいという結果が全体の三割となりました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ここでいくつか理由を紹介します。
弦楽器奏者より
『音域も広く自由自在』、『音域が広くメロディーから伴奏まで色々できるから』、『いつも弾いてみたくなる旋律を持っているから』
木管楽器奏者より
『音が柔らかく、素敵な曲もたくさんあるので』、『高音楽器を演奏しているが、低めの音域の温かい音色に憧れます』
金管楽器奏者より
『弾いてる姿が様になる(笑)、いいメロディーがたくさん回ってくる』
次点は「今の楽器!」という結果でしたが、皆さん結構他の楽器に興味を持っているんですね笑
最後は「音楽家を志す以前になりたかった職種は?」というアンケート結果を御覧いただきましょう!
「教育・研究職」が第1位! 「子どもが好きだから」「化学系にとても興味があったため」「ひとつのことを深く追求することが好きだから」など、たくさんの回答をいただいております。
次点は「やっぱり音楽家!」という結果でした(^O^)
「これしかないという運命を感じる」「オーケストラを初めて聴いた時の衝撃が大きく、職業にできたらと切望したから」「とにかくクラシックが好きだから!」など、熱いコメントが多数!
「その他」という回答としては「家業」「鉄道の運転手」「キャビンアテンダント」「巫女さん」の他、「美術系」「考古学者」など、クリエイティブな職種が多いのが印象的です。
・・・・・・ただ一名を除いては・・・・・・・
小学校の卒業文集に「将来の夢:プロレスラー」と書いたその男は・・・・・
そう!チェロ首席の向井航です!
新日本プロレスをこよなく愛し、闘魂三銃士(武藤・蝶野・橋本)が出る試合を見るためにお小遣いを貯め、 小学生の時からプロレス観戦に通っていたそうな…
そんな向井少年ですが、とっても優しく、素敵な音色を奏でるチェロ奏者になりましたとさ^^;
「オーケストラ奏者の素顔に迫ろう!」と題しお送りした本アンケート結果、お楽しみいただけましたでしょうか?
ではまた次回、5のつく日まで…(*´∀`)