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  • 2023.12.19(火)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart2

    こんにちは。

    さぁ、前回に引き続き欧州公演を振り返ります✨

    Part1はこちらから

     

    ゲント公演

    10月12日、いよいよゲント公演の日です♫
    この公演は、「ダイキンヨーロッパ社50周年記念公演」として、記念式典にて演奏で花を添えます。
    通い慣れてきた、ホテルからバイローク ミュージックセンターへの川沿いの素敵な道も「今日が最後…」と、ちょっぴり寂しい気持ちで会場へ向かいました。

     

    会場は、EU・ベルギー・日本政府要人、ベルギー・日本経済界のトップ約800人で埋めつくされました。光や映像の演出も相まって、華やかなステージとなりました

    © Olivier Anbergen

    本番前、デュメイ監督の「今日のコンサートは、良いコンサートになる!」という力強い言葉が印象的でした‍。

     

    まず、デュメイ監督による『タイスの瞑想曲』に、一気に客席一体が魅き込まれたのが感じられ、 そして、ハープとの圧巻の掛け合いの『ツィガーヌ』、児玉桃さんとのモーツァルトの共演の後は、なかなか拍手が鳴り止みませんでした👏

    © Olivier Anbergen

    クライマックスは、真夏の夜の夢より「結婚行進曲」♫

    フル編成の関西フィルの明るいサウンドが、ヨーロッパの地で響き渡り、とても感慨深い時間となりました。

    © Olivier Anbergen

    演奏終は、会場が温かな拍手で埋め尽くされ、奏者達も安堵の表情を浮かべました。
    終演後は、ホール横にてレセプションがあり、幸せな時間を過ごさせていただきました。

    やはり、演奏後の🍺は格別といった様子です

    ホールからの帰り道、最後の夜景を目に焼き付けて…

    写真提供:Vc玉木俊太

     

    息つく間もなく、翌朝はパリへ向かいます🚙

    続きは『欧州公演ブログPart.3』にてご紹介させていただきます〜。


  • 2023.9.16(土)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    関西フィルにとっての挑戦/第2回欧州公演記者発表

     先日、第2回欧州公演の記者発表を行いました。

    今回は、20231012()14()3日間、ゲント(ベルギー)、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)の3か国3都市での公演を予定しています。

    オーギュスタン・デュメイ音楽監督()、大野英人楽団長()

     

    オーギュスタン・デュメイ音楽監督より

     第2回欧州公演は、楽員だけでなく関西フィル全体にとっての挑戦です。
     他の有名なオーケストラと比較されることは、演奏がより良くなるための推進力になります。ヨーロッパの聴衆のリアクションに触れること、歴史のあるアルテ・オーパー(ドイツ)、または現代的なホールであるラ・セーヌ・ミュージカル(フランス)のようないつも演奏しているザ・シンフォニーホールや住友生命いずみホールとは違う環境で演奏することは、個人の視野を広げることにもつながります。

     1回欧州公演後の8年間で、様々な作曲家の音楽に取り組み、作曲家が求めている音色やより豊な表現力を追及してきました。そしてモチベーションを持ち続けることを学びました。
     さらに、第2回は持ち続けられるようになったモチベーションをより高く持つにはどうすればいいかを学んでほしいと思います。

     関西フィルの特徴は音色の透明感と集中力の高さです。ヨーロッパの耳が肥えている聴衆に、「演奏を届けたい」という熱意をぶつけられるか。
    成功はそこにかかっています。

     

    大野英人楽団長より

     公演場所のパリは首都、フランクフルトはEU中央銀行があるなど国際金融の中心地です。このような大都市では欧米の著名オーケストラがたくさん公演しており、ヨーロッパの耳の肥えたお客様の反応が楽しみです。

     

    ※画像クリックで拡大できます。