みなさま、こんにちは。
11/27(月)に共同記者発表がございますが、先立ってシーズンプログラムを発表いたします。
当日18時から動画配信で詳細をお伝えしますので、ぜひご覧ください。
動画URL クリックしてください!
定期演奏会・特別演奏会
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主催公演
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みなさま、こんにちは。
11/27(月)に共同記者発表がございますが、先立ってシーズンプログラムを発表いたします。
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自分らしく自然体でやっていきたい
2023年4月より鈴木優人氏に首席客演指揮者に就任いただきました。
10月就任記念演奏会が近づいてきましたので、心境や就任記念演奏会などについてインタビューしました。
ところどころユーモアで返してくださり、終始、和やかな雰囲気のインタビューでした!
まさか大阪のオケでポストを持つとは思っていませんでした。
「客演」という立場だからこそ、野球でいう外野手の立場(=独自の目線)で、スパイス的な役割を果たしていきたいです。
就任記念演奏会プログラムのお客様の反応が楽しみです
■バロック音楽を敢えてモダンでする魅力
バロック楽器を知っているからこそ、経験からのイマジネーションを大切にし、楽員との会話の中で新たな発見をしていきたいです。それぞれの時代の作曲家が見ていた世界を関西フィルの皆様と創っていくのに魅力を感じます。
■ラモー(鈴木優人編):優雅なインドの国々(1735年-1736年)
当時、クラリネットは出始めたばかりの楽器で、編成に入っていませんでした。入っているバージョンで演奏するのは注目ポイントです。バロック楽器を使わずに演奏するためには、色んなアイデアが必要です。現代のオケが演奏する音色を楽しんでください。
■ストラヴィンスキー:プルチネルラ(1919年‐1920年)
歌バージョンはなかなか演奏されません。
バロック音楽をストラヴィンスキー目線で書き直したとてもユニークな作品で、素晴らしい歌手の皆様との共演も楽しみです。原曲との聴き比べも面白いですよ。
■ブラームス:交響曲第1番(1876年)
ブラームスが1番を創ったのが私と同じ40代のときでした。前回共演の公演が2番でしたので、初心に帰って1番です。
余談ですが私が中学生のときに初めてファゴットでブラームス作品を演奏したのが1番でした。2番パートを担当しましたが、難しかったですね。(ファゴットを始めて3ヶ月で吹けるわけがないです…)
前向きで向上心が強く、音楽家として一番大切である楽譜に対してのリスペクトを持ち、Festiveなサウンドだと思いますね。アイデアがどんどん出て、それが胸にストンと落ちます。自分たちがしたい音楽をしているという印象です。
楽員への希望は、何だろう…二日酔いでリハーサルに来ないように(笑)とかですかね。冗談は置いといて、共演しているからと言って先入観を持たず自然体で大丈夫です。
今後は、一つひとつの公演でお祭りのようにスパークしたいですね。もちろん、音楽を創るプロセスを大事にして、感情を共にすることを大切にしながらです。
作戦は立てていません。オーギュスタン・デュメイ音楽監督と首席指揮者 藤岡幸夫さんとのキャラが全然違うので、自然体でいれば私のカラーが出るかなと。自分らしく楽しみながらやっていきます。
相手に興味を持つようにしています。コミュニケーションにも色んなスタイルがありますから、話す内容によって合わせています。
首席客演指揮者に就任し、改めてスタートを切ります。気負うわけではありませんが、就任公演は門出でであり、とても楽しみにしています。
ぜひ、お客様には「完売」という形で盛り上げていただければ嬉しいですね(笑)
鈴木さんs’ Favorite
☆好きな食べ物
☆趣味
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就任後の公演は12/9(土)第九特別演奏会
先日、4オケ共同記者発表会にて、2023-2024シーズンプログラムを発表いたしました!
来シーズンは、当楽団が「注目される一年になる」と自負しております!
まず、首席客演指揮者にテレビでの活躍も目立つ指揮者でオルガニスト、チェンバリストの鈴木優人氏が就任します。
10月20日(金)『首席客演指揮者就任記念演奏会』と12月9日(土)『第九特別演奏会』を指揮します。
鈴木優人氏就任コメント
関西フィルハーモニー管弦楽団 首席客演指揮者就任に寄せて この度、2023年4月より伝統ある関西フィルハーモニー管弦楽団(以降「関西フィル」)からのお誘いを受け、首席客演指揮者に就任することとなりました。首席指揮者の藤岡幸夫氏をはじめとするオーケストラのみなさま、ご関係の皆様に心から感謝を申し上げます。 関西フィルのみなさんとは、これまでに数回の共演を重ねてきました。 第302回定期(2019年6月14日)が初めての共演。黛敏郎、矢代秋雄、芥川也寸志という20世紀の楽壇を作った3人の日本人の作曲家にスポットライトを当てたプログラムで、ピアノの小菅優さんとともに、あまり頻繁には演奏されない邦人作品に向かい合う濃厚な時間を送りました。 第2回の共演は、2020年6月27日の第311回定期、奇しくもコロナ禍において初めて聴衆をお迎えした忘れがたい公演となりました。曲目も編成も当初の予定から変更し、感染対策も試行錯誤を続ける日々。3日間のリハーサルで毎日フェイスガードやマスクの組み合わせを変えたことを思い出します。演奏配信への需要も未だにあり、今でも取り組んでおりますが、やはり同じ空間で聴衆が耳をすましている生演奏の緊張感、素晴らしさを痛感する日となりました。 そして直近の共演は、ブラームスの交響楽を取り上げた第325回(2022年2月25日)。歌心が存分に発揮された美しい公演になりました。 改めてこれまでの3度にわたる音楽的な実りに感謝し、このオーケストラと定期的に音楽的な交流を持てることにわくわくしております。 就任最初の年となる2023年度は、ストラヴィンスキー「プルチネルラ」などを取り上げる就任記念特別演奏会に加え、ベートーヴェン「第九」の演奏会に出演します。 そして2024年度以降も豊かで魅力的なプログラムをお届けできるよう尽力する所存です。 みなさまにおかれましては、より一層のご支援とご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。 鈴木優人 |
皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしております