Page Top
  • 2023.5.1(月)
    事務局からのお知らせ
    ルミエールホール開館30周年おめでとうございます!/別府館長へのインタビュー

     2023年、ルミエールホールが開館30周年を迎えられました。

    おめでとうございます!

    30周年を迎えるにあたり、別府館長にインタビューさせていただきました。

    ルミエールホール職員の皆さま(前列左から2番目が別府館長)

     

    30周年おめでとうございます。

     ありがとうございます。
    館長であるこのタイミングで30周年を迎えられたのは、過去を振り返られ、未来を考えられますので、本当に嬉しく思います。
     これからも館長として、ホールが、0歳からのクラシックコンサート、幼稚園の発表会、小学校でのアウトリーチコンサート、中学校での関西フィルの音楽鑑賞会、ダンスやピアノの発表会、成人祭、吹奏楽フェスティバル、コーラスフェスティバル、門真市文化祭など、「市民の人生の節目に関わる」「市民が、芸術文化に触れる機会を作り、ホールを好きになってもらう」ことを念頭に精進してまいります。

     

    市民からルミエールホールは、どのように思われていると感じますか。

     身近な存在と思っていただいているのではないでしょうか。立地もキャパシティもよく、市民の方は比較的リーズナブルな金額で使っていただけますしね。

     

     エントランスに季節ごとの展示をされており、端午の節句だと子どもたちが作った紙の鯉のぼりを飾ったり、七夕だと短冊にお願いごとを書けたり、と来館者との接点を持てるとてもいい企画だと思います。
    今ですと、天井から鯉のぼりを吊るしていて、すごいですね。

     ありがとうございます。
    ここまで大掛かりな展示ができるのは、舞台スタッフが常駐しているからです。彼らの技術が生かされていて、これもルミエールホールならではないでしょうか。

     

    初めてインタビューさせていただいたときに、「関西フィルが移転することで市民のHAPPYにつながる」とおっしゃっていました。約2年経ちますが、HAPPYにつながっていますでしょうか。

     もちろん、つながっていると感じています。
     年間100日のリハーサルでの使用で市民が予約を取りにくい状況になってしまうのではないかと懸念事項でしたが、今まで一度もクレームがきたことはありません。つまり、歓迎されている証ですよね。

    ルミエールホールを使用いただくようになって、関西以外からホールを貸してほしいと依頼が増えました。

    初インタビュー記事はこちら

    過去2回の公演で感じましたが、自転車でクラシックを聴きに来られるのは門真以外ないんじゃないでしょうか。自転車でオーケストラのコンサートを聴きに行く。」本当に贅沢だと思います。「門真で練習して、日本や世界で公演する演奏」はMADE IN KADOMAと私は思っています。

     

    51()30周年記念式典、55()公開リハーサルで、30周年記念事業に関わらせていただけるのを嬉しく思います。

     公開リハーサルは申込みが現時点で900名を超えて、WEB申込みはストップしました。本当に反響がすごく、正直ここまでになると思っていませんでした。
     「門真市民・ルミエールホール・関西フィル」この3つが門真にあり続けることはずっと変わらないので、しっかり根づかせていくために努力していきます。

    ※公開リハーサルの受付は終了しました。


  • 2023.4.17(月)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    木村悦子氏、堀江恵太氏より就任コメント

     2023416日に木村悦子氏がコンサートマスターに、堀江恵太氏がアソシエイト・コンサートマスターにそれぞれ就任しました。
    就任にあたり、二人からコメントをいただきました。

    【木村悦子氏コメント】

     この度コンサートマスターに就任しました木村悦子です。
    私は今までの人生の半分を外国、主にカナダで暮らして来ました。仕事も出産も子育ても夫も(笑)海外仕様です。子供の頃から自分の意見をはっきり持ち、曲がったことが大嫌い、筋の通らないことがあると先生でも物申す、そんなでしたから、集団生活が苦手で、日本が窮屈で飛び出した典型的な人間です。

     飛び出してみれば、外国は思ったよりもっともっと意見を求められ、自分をしっかり持っていないと誰にも相手にしてもらえない。自由な分個人の責任は重く、厳しさを目の前に突きつけられ留学中は泣きくらしもしました。けれど、「変わった子」と言われ続けた私には、室内楽のリハーサル等で、この私が一言も意見を言わずに終わってしまうような、舞台裏でこの人達大丈夫かと本気で心配するような議論、音楽だけでなく、政治論だったりが繰り広げられ、でもその話題が終わると、あんなに怒っていた人同士が笑い合ってる日常、え、そんなはっきり言っちゃっていいの?と言うような、批判的な意見も普通にみんな言ってそれについて議論する人たちの中で、安心して自分が出せたことに、ああやっと呼吸ができると感じたものでした。だから日本が恋しくなるなんて事は絶対ないだろうと思っていました。
    けれど年齢とともに、自分でもびっくりするくらい日本が恋しくなり、今回サバティカルと言うシステムを使って夫と共に定年後ここで暮らすための下準備のような気持ちで帰国しました。

     その間に関西フィルさんとのご縁があり、何度か仕事をしていくうちに関西フィルさんに心の底から惚れ込んでしまいました!
    何より人が温かい!音楽に熱気がある!みんな情熱的!もう楽しすぎて楽しすぎて、団員さんに「もううちの子になれば?」と笑って言われた時、本気で、うちの子になりたい‼と叫んでしまいました(笑)
    その気持ち、はたまた神通力、いや、半ば脅迫的なオーラを醸し出したのか、本当にうちの子になれる事が出来てしまって、今は本当に幸せいっぱいです。

     日本のオーケストラの水準はすごく上がっていて、浦島太郎の私には驚くことが多く、けれども、そんな中で、多分私が向こうで経験して来た厳しさや緻密さ、または大胆さ、個々の意見がありすぎるほどある外国だからこそある、オーケストラとしてのまとまり方に対する厳しさ、そして音楽の作り方、そう言ったものが、関西フィルさんにとってプラスになるように、精一杯努力して行きたいと思っています。

     元々裏表のない元気で明るいだけが取り柄の私で、ハッキリしすぎるほどハッキリしているところへ海外仕様が加わって、団員や事務局の皆様にはギョッとさせてしまうことも多くあるかと思いますし、指揮者の皆様を驚かせてしまう事も多々あるかもしれません。非常識に映ってしまう事もあるかもしれません。自分は今逆カルチャーショック中で(笑)日本の良いところを再認識している最中です。なのでご迷惑をおかけするかもしれません。けれど、お互いに良いところを刺激しあってさらに何倍も良いものを作っていければ素敵だなあと思っています。音楽に対する情熱だけは誰にも負けないと自負しておりますので、その情熱が相互作用で100倍にも1000倍にも膨れ上がり、お客様が総立ちでブラボーを思わず言ってしまう、そんな演奏が出来るように精一杯務めさせて頂きますので、どうぞ今後とも応援よろしくお願いいたします。 
     個人的ではありますが、日本に残りたいという大事な決断に理解を示してくれた夫と家族に感謝の気持ちでいっぱいです。

     最後になりましたが、この素敵な機会を下さった関西フィルハーモニーの事務局、団員の皆様に心からお礼申し上げます。
    あ、余談ですが、外国にいた時の唯一の悩みは、大使館などで大事な行事で演奏したりと言う機会があった時に「関西弁」しか喋れない事でした。喋れないと言うか喋る気がないとも言いますが、一度は関西出身の総領事さんに気を遣わせ思い切り関西弁を話させてしまった私です。

     私は根っからの関西人、そこも含め関西フィルハーモニーを今後とも応援よろしくお願い致します。

     

    【堀江恵太氏コメント】

     この度、アソシエイト・コンサートマスターに就任いたしました、堀江恵太です。

    私は長い間、当団コンサートマスターのギオルギ・バブアゼ氏に師事しており、そのご縁もあって、幼い頃から関西フィルの演奏会に足繁く通っていました。

    そのオーケストラの一員になれることを光栄に思います。

     昨年の6月以降、様々な公演にゲストコンサートマスターとして出演させていただいたのですが、団員の皆さまの雰囲気はアットホームで、ほとんど最年少の私をあたたかく迎えてくださいました。

     これからは関西フィルのコンサートマスターの一人として責任感を持って、真摯に音楽に向き合っていきたいです。そして応援してくださっている皆さまと音楽を通じた交流を深めていきたいと思います。

     ベートーヴェンが「心から出て(願わくば、ふたたび)心へ至らん」と言ったように、皆さまの心に届く演奏を目指して!


  • 2023.3.14(火)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    オケの精神的支えになる音を追求して/ティンパニ首席奏者、中山直音へのインタビュー

    5/6(土)東大阪特別演奏会にソリストとしてティンパニ首席奏者、中山直音が出演します。
    心境などをインタビューしました。

     

     

    ティンパニを始めた理由など経歴を教えてください。

     家にドラムセットがあり、10 歳のときに打楽器を始めました。
    音楽家になりたいと、ぼんやり思ったのは中学生の時です。きっかけは、吹奏楽部のトレーナーの方への憧れでした。高 1 から本格的に奏者として生きていくことを意識して、プライベートレッスンに行きましたね。
     そして、大学 3 回生から全国のオケのオーディションをたくさん受けました。私の師匠がオーケストラに所属していて、師匠のようになりたいと強く思ったんです。1 回生の時には既に、私の大学卒業と同時期にちょうど団塊の世代の方が、オケを定年退職する機会だと知っていました。この機会を逃すと 40 年以上ポストが空かないので、ずっと狙っていて、「俺のタイミングだ」と(笑)。
     関西フィルのオーディションには、専攻科を卒業して 1 年後に合格しました。
    合格したのは良かったのですが、プロのオーケストラでの演奏経験がほとんどなかったため、入団して 5 年くらいは必死でした。入団後、最初の演奏会がベートーヴェン交響曲第 9 番でした。もちろん初めて担当するティンパニパートだったのは今となっては、いい思い出です。失敗ばかりで何をしても上手くいかない時期もありましたが、それでもがむしゃらに、オケ曲のレパートリ ーを自分のものにすることに専念しましたね。

     

     

    ヴェルナー・テーリヒェン:ティンパニ協奏曲を選んだ理由

     初めてソリストとして出演する曲は、絶対にこれにしようと決めていました。実は、私の師匠の先生がテーリヒェンさんで、私が関西フィルのオーディションを受けたときの課題曲でもあり、世界中のティンパニストに演奏されている曲だからです。ソリストに決まったことは純粋に嬉しかったですね。

     

    聴きポイントや特に注目してほしいところを教えてください。

     3 楽章は特に注目してください。ティンパニがメロディを演奏するのは、本当に革新的ですよね。
     いつもはオケの一番後ろが定位置であり、一番前で叩くのは、演奏がどう聞こえるのかが不安であり楽しみでもあります。ティンパニを演奏している大きい動作が見られるのは、お客様が眼で楽しめるポイントなので、1 階席後方や 2 階席がおすすめです。

     

    今後、どのようなティンパニ奏者になっていきたいですか?

     オケの精神的支えになる音が出せる奏者です。
    師匠から「オケを辞める直前に、やっとオケで演奏する(精神的支えになる音を出す)とはこういうことなんだと分かった」と教えていただきました。つまり、40 年以上経って、やっと到達できる境地であり、すぐに答えが出せないですから。ずっと追求していきたいです。
     また、門真市に移転したので、門真市の学生に向けての公演は絶対にしたいですね。関西フィルは楽員同士の仲が良く、公演にかける熱量が半端ないのでそれが演奏に表れています。そこを感じてほしいです。

     

     

    お客様へメッセージをお願いいたします。

    もう一人のソリスト、角武がフェラン・クルイサン:打楽器協奏曲「花火」を演奏します。
     一日でティンパニと打楽器の協奏曲を聴ける公演は、非常に珍しいです。もし、クラシックは難しいと思っていたとしても、「たくさんの楽器が並んでいるのを見てみよう」みたいな軽い気持ちで来てください。また、色んな音が聴けますので、それを楽しむというだけで OK です!
    そして、私とオケと指揮者のアンサンブルをお楽しみに。

     

    ♪角武のインタビューはこちらからどうぞ

    一緒にジャパン・プレミアになりましょう!/Per奏者角武へのインタビュー

    ▼チケットは次よりお求めいただけます。
    ・WEB⇒https://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/

    ・お電話⇒06-6115-9911
     (関西フィル事務局 平日 10:00-17:00、土曜 10:00-16:00)

     

     

     

     

     

     


  • 2023.3.7(火)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    一緒にジャパン・プレミアになりましょう!/Per奏者角武へのインタビュー

    5/6(土)東大阪特別演奏会に Per 奏者、角武がソリストとして出演、
    フェラン・クルイサン:打楽器協奏曲「花火」を演奏します。

    心境などをインタビューしました。

     

    パーカッションを始めた理由など経歴を教えてください。

     小学生の時に鑑賞会があり、楽譜が読めなかったので、音楽の先生に太鼓を指定されました。そこで初めて太鼓を叩きましたね。
    先生に「意外と上手!」と言われて、気持ちよくなりドラムを始めました。そこから、学校のクラブでも吹奏楽部でパーカッションを担当しました。
    高 3 のときには、一般大学に進学を希望していましたが、音楽の先生に「パーカッションを極めないともったいない!!」と言われて、音大進学に 180 度変更したんです。
    音大ではなんとなく過ごしていて、3 年生のときに友達から就活の話を聞き「そういえば、卒業後の事を考えていなかった」と。そこから、「奏者として生きていくには?」と調べ始めましたね。フリー奏者として公演に出演するようになったのもその時からです。
     卒業後もフリー奏者として活動しながら、オーディションを受けていました。強く希望していたわけではないですが(笑)、関西フィルのオーディションに合格して、7年が経ちましたね。

     

    今回の公演でソリストとして出演されますが、心境はいかがですか?

     「やったー」って感じです。
    前から藤岡幸夫さん(関西フィル首席指揮者)に、「今度コンチェルトやろうよ」と何度も言われていました。フランクにおっしゃるので冗談だと思っていましたが、決まったときは「本当なんや。やったーって(笑)」
    打楽器奏者が、コンチェルトを演奏する機会って本当になかなかないんですよ!

     

    Fireworks を選んだ理由は?

     日本で演奏される機会が少ない曲に焦点を当てて、選曲しました。
    ところどころにソリストだけが目立つのではなく、コミカルなパッセージや弦楽器が不安な感情を彷彿させる演奏があります。打楽器でできない和音などは、私の演奏で消したくないと思っていて。これらは聴きポイントですよ!
     3 楽章はまるで運動しているみたいに激しく演奏しますので、大変ですね。一番練習をしているのが 1 楽章の最後に C 管ビューグル(トランペット)を吹くところなので、そこは絶対に注目してほしいです。果たして上手く吹けるのか! ?

     

     

    ジャパン・プレミア(日本初演)について

     フェラン・クルイサンさん(作曲者)に Facebook で楽譜の購入先を聞いたときに、「ジャパン・プレミアですね」と教えていただきました。
    とても嬉しく、お客様も一緒にジャパン・プレミアになってほしいです。

     

    お客様も一緒にジャパン・プレミアとは?

     「日本で初めて聴いた人」になってほしいということです。
    私と一緒にジャパン・プレミアになりましょう!

     

     

    お客様へメッセージをお願いいたします。

     もう一人のソリスト、中山直音(ティンパニ 首席奏者)が、ヴェルナー・テーリヒェン:ティンパニ協奏曲を演奏します。一日で打楽器とティンパニのコンチェルトを聴ける公演は、非常にレアで楽しめますので、ぜひ、会場に足を運んでください!
     28 種類の打楽器の並びがよく見える、バルコニー席や 2 階席がオススメです。こんなに打楽器が並ぶのを見られることってないですよ。

     

    ♪中山直音のインタビューはこちらからどうぞ

    オケの精神的支えになる音を追求して/ティンパニ首席奏者、中山直音へのインタビュー

    ▼チケットは次よりお求めいただけます。

    WEB⇒https://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/

    お電話⇒06-6115-9911(関西フィル事務局 平日10:00-17:00、土曜10:00-16:00)

     

     

     

     

     


  • 2023.2.21(火)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    2023年度住友生命いずみホールシリーズセット券販売のお知らせ♪

    みなさま、こんにちはpic.ト音記号_m

    明日(2/22)は「住友生命いずみホールシリーズVol.55
    第338回定期演奏会」のチケット発売日ですpic_99360

    ※お電話でのご予約は10:00、関西フィルWEBチケットでのご予約は11:00から開始。
    ※関西フィル事務局での直接のご購入は11:00から受付。

    そして、今回は住友生命いずみホールシリーズS席セット券が復活いたします

    該当公演は次の3公演です。
    ※曲目等詳細は、公演名をクリックしてください。
    ———-
    5月26日(金)19時開演 住友生命いずみホールシリーズVol.55
     指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
     ピアノ:フランク・ブラレイ
    9月18日(月・祝)15時開演 住友生命いずみホールシリーズVol.56
     指揮:オーギュスタン・デュメイ
     ピアノ:児玉桃
    11月23日(木・祝)15時開演 住友生命いずみホールシリーズVol.57
     指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
    ———-

    2023年度の住友生命いずみホールシリーズは
    デュメイのモーツァルトマスターシリーズということで
    モーツァルトの魅力をたっぷり詰め込んだ3公演です

    それぞれ単券でお買い求めいただくより、お得にお聴きいただけます
    この機会に是非、お求めくださいませpic_24693

    pic_1095982023年度住友生命いずみホールシリーズS席セット券pic_piyo
      3公演セット券(S) ¥14,500(S席単券:5,500円)
      関西フィル友の会価格 ¥12,500
      関西フィル・サポーターズ価格 ¥14,000
      ※3公演セット券は関西フィル事務局のみでのお取り扱いとなります。
          ※関西フィルWebチケットでのお取り扱いはございません。

    皆様のご予約、お待ちしております