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2020年で開館25周年!関西フィルと20年のお付き合い/文化パルク城陽

 2020年に開館25周年を迎えられる、京都府城陽市にある文化パルク城陽(近鉄寺田駅より徒歩5分)。

 関西フィルはニューイヤーコンサート、城陽定期演奏会、第九演奏会に
出演させていただいており、お付き合いは20年になります。
開館当初から長年に渡ってご勤務されている中尾浩二さんと公演ご担当の西田陽子さんにインタビューをさせていただきました。中尾さんはとても楽しそうに、西田さんは眼をキラキラさせながら、関西フィル首席指揮者:藤岡幸夫さんについてお話しくださったことが印象的でした

 今回は藤岡さんについてお伺いしたことをピックアップします。

 

【きっかけ】
 「1999年からニューイヤーコンサートを始めました。
そのお客さまアンケートに『関西フィルを呼んでほしい』との
ご要望があり、藤岡さんと関西フィルに依頼させていただいたのが
きっかけです。指揮は1回目から藤岡さんで、藤岡さんの「城陽市にクラシックを根付かせないといけない」という熱い想いに共感し、毎年、ニューイヤーコンサートを開催するようになりました。
その後、第九演奏会、8月の城陽定期演奏会と続いています。
 ニューイヤーコンサートが20年も続いているのは、藤岡さんの
『ウェルカム!!』という対応のお蔭です。
例えば、コンサート前のロビーコンサートを藤岡さんは
お客さんと一緒に聴かれていることもあり、本番前に指揮者がロビーに
いることに驚かされました。また、演奏者に『(演奏が)すごくいいよ!!』、
お客さまに『楽しんでいってね』と気軽に声を掛けられています。
『指揮者』は遠い存在と思っていたので衝撃でした。
城陽定期演奏会後のビアパーティーも、初めは藤岡さんとホール職員だけで
開催していましたが、『お客さまも一緒に』という藤岡さんの提案で
お客さまも一緒に開催するようになりました。
この距離の近さがお客さまと職員に好かれています。」

 

【藤岡語録】
 「藤岡さんと共に特に力を入れているのが、文化パルク城陽での公演を
もっと若い世代にも知っていただくことです。
城陽市にある高校の合唱部や吹奏楽部とのコラボレーションは、
藤岡さんから直接、指導を受けられることやプロの演奏家と
共演できることは、高校生にとってかけがえのない体験だと思います。
 また、藤岡さんとの関係は、私たちのモチベーションのアップにも
繋がっていて、仕事にも良い影響を与えてくれています。
私たちが『藤岡語録』と呼んでいる
藤岡さんの言葉は、実生活や仕事にも通じるところがあります。
例えば、藤岡さんは、よく『愛』という言葉を使われます。
『お互い愛し合わないといけない』、『愛が足りないんだよ』
これらは、お互いを思いやる気持ちを持たないといけないという意味だと思いますが、つまずいたときやコミュニケーションが上手くいっていないと
感じるときは思い出すようにしています。
藤岡さんが『愛』に溢れた人だからこそ出てくる言葉であって、
こんなにも心に響くんだなぁと。」

【宝物】
 「藤岡さん、関西フィルの皆さまのおかげで20年も
公演を続けてこられました。文化パルク城陽での公演は、私たちにとっての宝物です。是非、文化パルク城陽に、両者の見事なマッチングを聴きに来てください。」

公演情報

8月25日(日)第9回城陽定期演奏会

 


 

12月22日(日)第九フェスティバル

 

 

2020年1月13日(月・祝)ニューイヤーコンサート
日時: 2020年1月13日(月・祝)
指揮:藤岡幸夫
※8月25日(日)城陽定期演奏会終演後、2020年1月13日(月・祝)ニューイヤーコンサートのチケットを文化パルク城陽ロビーにて先行販売されます。
お問合せ先: 0774-55-1010