みなさまこんにちは
いよいよ年度末決戦、「大坂春の陣」が始まります
「春の陣」のプログラムは、去年9月の「秋の陣」のプログラムを
上回るおもしろさだと自負しております
ベートーヴェンとストラヴィンスキー、一般的なコンサートで、
この2人を組み合わせることはそう多くないと思いますが、
両者とも、時代の革命児
そして、「運命」「田園」「ペトルーシュカ」「火の鳥」、4曲とも、
2人の天才作曲家の煌めく才能が結晶化した珠玉作品です。
「運命」と「田園」が同時に初演された1808年から、
1919年「火の鳥」、1911年「ペトルーシュカ」の初演までは100年以上の隔たりが。
この100年以上のオーケストラ作品の変貌は驚愕です
弦楽器の音の作り方も違えば、
管楽器の編成はもちろん、色彩感も全く別世界
上の写真は火の鳥ですね
「火の鳥」と「田園」、練習でも切り替えが大変です
練習時間ギリギリまで、2つの音世界の探究が続きます。
このコンサート、日本センチュリー交響楽団の飯森範親さんと藤岡さんの繋がりから
始まったことは、皆様よくご存じだと思います。
今回ももちろん、コンサートの中で飯森さんと藤岡さんのお話しを
お楽しみいただきます
(C)s.yamamoto
そして、もう一つぜひお楽しみいただきたいのは、オーケストラの楽器の配置の違い
↓ 去年の「秋の陣」の写真、上は日本センチュリーさん、下は関西フィル。
(C)s.yamamoto
弦楽器の並び、ティンパニの配置の場所が全然違いますね
同じホールの同じ席で、オーケストラの楽器配置の違いによる
響きの違いを存分に感じていただけます
しかも同じ時代の作品で画期的~
「ペトルーシュカ」→「運命」→「火の鳥」→「田園」と、
一世紀の時空を行き交うミュージック・ジャーニー
ぜひお越しくださいませ
本日17時までお電話での事前ご予約を承っております。
(関西フィル:06-6577-1381)
明日は14時から当日券を発売開始致します。
【大坂春の陣2015】
[場所]ザ・シンフォニーホール
指揮:飯森 範親(日本センチュリー首席指揮者)
日本センチュリー交響楽団
◆ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」 《1947年版》
(ピアノ:法貴 彩子)
◆ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」
≪後攻≫
指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
関西フィルハーモニー管弦楽団
◆ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」 《1919年版》
◆ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
A席 6,000円 B席 5,000円 C席 4,000円 車いす席 4,000円
(全席指定・消費税込み) ※お客様の入れ替え無し。
関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381