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9月マグノリアは「わたちゃんず(?)」です

みなさま、こんにちは

9月の関西フィルは注目の演奏会が目白押しで
オーケストラは相変わらず忙しく、あちらこちらへ出かける予定です

そんなスケジュールの合間を縫って
今月もマグノリアサロンコンサートに出演させていただきます

関西フィルメンバーが月1回出演させていただいている
室内楽のコンサートシリーズ、マグノリアサロンコンサート、
9月は「わたちゃんず(?)」の登場です

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左からクラリネットの稲本渡さん、ピアノの沼光絵理佳さん、
そして関西フィル首席チェロ奏者の向井航。
(イケメン+美女+ジャイアン・・・。)

クラリネットの稲本さんとチェロの向井は、以前からコンビを組んでいて、
これまでに各地で行ったコンサートやライブ、とっても好評だったそうです。
そのコンビが、今回はマグノリアホールに登場
息の合ったアンサンブルが楽しみです

お気づきの通り、稲本さんと向井の名前が同じ「わたる」というわけで
コンビ名を「わたちゃんず」したいと、現在、向井”航”が絶賛主張中
稲本”渡”さんは「それはどうかなぁ…」とのこと

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クラリネットのわたる氏。

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チェロのわたる氏。

実は稲本さん、今年の6月にCDを発売され
その収録には「わたちゃんず」の向井も参加しているのですが、
今回のマグノリアコンサートでは、この好評発売中のCDアルバムの中から、
いくつかの曲をピックアップして、プログラムに組み込んだとのこと
オッフェンバックの「天国と地獄」、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」など
オーケストラでもおなじみの曲から、
グリエールという作曲家の「8つの小品より第4番 カンツォーネッタ」という
とても美しい小品まで。
クラリネットとチェロ、そしてピアノが良い感じに絡み合う
とても楽しげなアンサンブルが聴けそうです

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メインはベートーヴェンの「街の歌」。
この曲は名前が2通りあって、
「ピアノ三重奏曲第4番」または「クラリネット三重奏曲」と言ったりしますが
要はクラリネットとチェロとピアノのために書かれた曲です。
当時ウィーンで人気を博したJ.ヴァイグルの歌劇「船乗りの愛」から
第12曲目のアリアを第3楽章における変奏曲の主題として用いたことから、
この「街の歌」(本来は「流行歌」という意味)の愛称がついたと言われています。
ベートーヴェンが多楽章作品で唯一、他人の主題を使って作曲した作品だそうです。

そんな真面目な曲もプログラムに組み込みつつ、
当日はちょっとしたオマケもあるそうですよ

紅一点のピアノ沼光絵理佳さんは、
ピアニストだけにとどまらず、作編曲家、鍵盤ハーモニカ奏者としてもご活躍で、
あの「のだめカンタービレ」のマングースちゃんの鍵盤ハーモニカ奏者として
演奏に参加されたそうです
・・・というところから、当日のオマケもお楽しみに

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9月のマグノリアサロンコンサートは
≪19:30≫の開演です

みなさまお誘いあわせの上、ぜひご来場くださいませ

【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2014年9月11日(木)19:30開演(18:45開場)
[場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
  (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

[出演]
 向井 航(チェロ)
 稲本 渡(クラリネット)
 沼光 絵理佳(ピアノ) 
[プログラム]
 グリエール:8つの小品より第4番カンツォーネッタ
 オッフェンバック:天国と地獄より
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 ベートーヴェン:「街の歌」 
 ほか
[入場料]
 全席自由¥1,000
 (※120名様限定です!)
[お問合わせ]
 逸翁美術館:072-751-3865