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明日、いずみホール公演のお知らせです(デュメイ休演)。

みなさまこんにちは。

明日9月30日(金)に開催します、いずみホールシリーズ公演ですが、
当団音楽監督のオーギュスタン・デュメイが体調不良のため、
出演できなくなりました。
代わりにカチュン・ウォン氏に出演いただくことになりました。

デュメイ監督のシューマンを楽しみにしてくださっていたお客様には、
大変申し訳なく思っております。

このプログラムを最良の内容に仕上げてくださる指揮者を
デュメイ監督と相談し、練習初日の前日に奇跡的にスケジュール
が空いていたカチュン・ウォン氏に出演をご快諾いただきました。

今年、グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝された、
世界で最も注目されている若手指揮者の一人です。

このコンクール、ウィーン・フィルの日本公演も指揮した、現在
若手指揮者の中ではピカイチの注目度を誇る、グスターボ・ドゥダメル氏が
優勝したコンクールですね。

世界各国のオーケストラで活躍するウォン氏、現在30歳です。
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若さ溢れる躍動的な音楽をオーケストラから引き出してくださいます。
演奏し慣れているとは言い難いシューマンの4番の交響曲、ウォンさんは
完全に手の内に入れておられ、どんどんイメージを奏者に伝えていかれます。

ウォンさんが代役に決まってすぐ、あるオーケストラの事務局の方から
「練習を見学したい」との連絡が。それくらい注目されている指揮者です。

デュメイのコンサートを楽しみにしてくださっていたお客様には
本当に申し訳なく思っておりますが、デュメイの音楽同様、
新たな魅力を発見していただけるシューマンになると思います。

そして前半のシベリウスのヴァイオリン協奏曲は、吹田市出身、
現在東京藝術大学2年生の内尾文香さんに弾いていただきます。
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内尾さんとは今までに2回共演させていただきましたが、
その度にどんどん大きな演奏になってらっしゃいます。
大学に進学され、ブリュッセルにデュメイの指導を受けに行かれたりと、
今回もぐんと変化されていました。

この若き2人が作り出す音楽を、いずみホールでぜひ実際にご体験
ください。

この公演を楽しみにしてくださっていたお客様には、
重ねて心よりお詫び申し上げます。

今後とも関西フィルハーモニー管弦楽団をよろしく
お願い申し上げます。