指揮者Conductor
| 総監督・首席指揮者General Director and Principal Conductor |
©SHIN YAMAGISHI藤岡 幸夫FUJIOKA Sachio
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日本指揮者界の重鎮であった渡邉曉雄最後の愛弟子。サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントを務める。 英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。最も才能あるEU加盟国の若手指揮者に贈られる「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を特例で受賞。1994年ロンドン「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー以降、数多くの海外オーケストラに客演。 総監督・首席指揮者として毎年40公演以上を指揮し、2026年に27年目のシーズンを迎える関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を獲得、2019年の首席客演指揮者就任直後から展開している東京シティ・フィルとの特徴ある活動は毎回大きな注目を集めている。2026年4月より、中部フィルの芸術顧問(アーティスティック・アドヴァイザー)を務める。 放送出演も多く、番組立ち上げに参画し、指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレビ東京『エンター・ザ・ミュージック』(毎週土曜8:30~)は2025年10月に12年目へ突入、放送500回を超える人気番組。 英シャンドスからBBCフィルとのCDを8枚、ALM RECORDSからは関西フィルとの『シベリウス交響曲全集』をリリース。著書に『音楽はお好きですか?』『続・音楽はお好きですか?』『続続・音楽はお好きですか?』(敬文舎)。 2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。東大阪市特別顧問。滋賀県長浜市PR大使(文化観光大使)。きょうと城陽応援大使。門真情熱大使。
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| 首席客演指揮者Principal Guest Conductor |
©Marco Borggreve鈴木 優人SUZUKI Masato
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バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、関西フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。 2025年1月にBCJヨーロッパ公演にて自身の補筆校訂版によるモーツァルト《レクイエム》を7都市で指揮。2025年11月には、パリにてパリ管弦楽団と初共演。 鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズでは、モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》、ヘンデル《リナルド》(第19回佐川吉男音楽賞受賞)、《ジュリオ・チェーザレ》を上演。ORCHARD PRODUCEのモーツァルト・オペラシリーズでは、《魔笛》(2024年/美術:千住博)、《ドン・ジョヴァンニ》(2025年/美術:杉本博司)に続き、2026年2月に《フィガロの結婚》(美術:隈研吾)にBCJと共に取り組む。 NHK-FM「古楽の楽しみ」にレギュラー出演するほか、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」などメディア出演も多い。 東京藝術大学卒業及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。 調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。九州大学客員教授。
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| アーティスティック・パートナーArtistic Partner |
![]() リオ・クオクマンLio Kuokman
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マカオ生まれ。現在、スロヴェニア放送交響楽団首席指揮者、マカオ管弦楽団音楽監督・首席指揮者、香港フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、マカオ国際音楽祭プログラミング・ディレクターを務めている。 香港演芸学院、ジュリアード音楽院、カーティス音楽院、ニューイングランド音楽院でピアノと指揮を学び、2014年のスヴェトラーノフ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。2016年までフィラデルフィア管でネゼ=セガンの副指揮を任され、地元紙に「驚くべき指揮の才能」と称えられた。 ウィーン響、フランス放送フィル、トゥールーズ・キャピトル国立管、デトロイト響、ソウル・フィル、上海フィル、台湾フィル、N響、都響といった世界の主要楽団に客演を重ね、フレイレ、ケフェレック、アンゲリッシュ、R.カプソンらの名ソリストと共演している。 オペラにも積極的で、《ラ・ボエーム》、《愛の妙薬》、《道化師》、《トゥーランドット》、《イル・トロヴァトーレ》、《リゴレット》、《蝶々夫人》、《カルメン》、《セビリアの理髪師》をはじめ、多数のプロダクションを指揮。 芸術文化の発展への貢献が評価され、香港とマカオの両政府から賞や勲章を授与されている。2021年には香港の”Ten Outstanding Young Persons”(10人の傑出した若者たち)に選ばれた。 2025年4月より、関西フィルハーモニー管弦楽団アーティスティック・パートナーに就任。
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| 名誉指揮者Honorary Conductor |
©ELIASオーギュスタン・デュメイAugustin Dumay
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デュメイを“モダン・ヴァイオリンの大家の一人”とみなす世界的な批評家たちは、彼の“この上なくエレガントな演奏スタイル”と“妙なる美音”を称えている。 10歳でパリ音楽院に入学し、13歳でプルミエ・プリを獲得。その1年後にデビューした後、1980年にカラヤンからベルリン・フィルとの共演に招かれたことで、国際的なキャリアをスタートさせた。 その後クーベリックやドホナーニ、サヴァリッシュ、小澤征爾、デュトワ、クリヴィヌ、ギルバート、ナガノらの指揮者や、ロンドン響、コンセルトヘボウ管、フランス国立管、モントリオール響、マーラー・チェンバー・オーケストラ、バイエルン放送響など有数のオーケストラと共演。ベルギーの映画監督G.コルビイはドキュメンタリー映画『Augustin Dumay, laisser une trace dans le cœur』を制作し、それはmedici.tvで観ることができる。 指揮者としてもコンサートと録音の両方で活躍し、イギリス室内管、シンフォニア・ヴァルソヴィア、新日本フィルなどに招かれている。2003~13年にワロニー王立室内管の、2011~24年には関西フィルの音楽監督を務めた。関西フィルとは名誉指揮者として共演を続ける。 使用楽器はかつてコーガンが使用していた1743年製グァルネリ・デル・ジェス。 |
| 永久桂冠名誉指揮者Permanent Honorary Conductor Laureate |
©SHIN YAMAGISHI飯守 泰次郎(故人)IIMORI Taijiro (deceased)
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桐朋学園で学んだ後、ヨーロッパで研鑽を積み、1966年ミトロプーロス国際指揮者コンクール、1969年カラヤン国際指揮者コンクールで共に第4位入賞。1972年、芸術選奨新人賞とバルセロナのシーズン最高指揮者賞を受賞。 これまでに読売日響、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルク各歌劇場指揮者、エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者、東京シティ・フィル、名古屋フィル、仙台フィル、関西フィル常任指揮者、新国立劇場オペラ部門芸術監督を歴任。 オペラ(特にワーグナー)に対する深い造詣から、バイロイト音楽祭元総監督ヴォルフガング・ワーグナーも「飯守こそドイツ語でKapellmeisterと呼ぶに相応しく、そこにはマエストロという言葉以上に大きな尊敬の念が込められている」と評した。 2000年度サントリー音楽賞、2003年度芸術選奨文部科学大臣賞、2004年11月紫綬褒章、2008年大阪市市民表彰、2010年11月旭日小綬賞、2012年度文化功労者、2012年度日本芸術院賞、2014年度毎日芸術賞。2014年12月には日本芸術院会員に選出された。飯守泰次郎×関西フィル「ワーグナー特別演奏会」(2021年1月23日 ザ・シンフォニーホール)が、2021年度音楽クリティック・クラブ賞本賞を受賞。 関西フィル永久桂冠名誉指揮者。 ※2023年8月15日、逝去されました。
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| フレンド・オブ・サチオFriend of Sachio |
山田 和樹YAMADA Kazuki
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