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12月のマグノリアコンサート

みなさま、こんにちは
いよいよ12月になりました
オーケストラにとっては「第九」に明け暮れる12月です

さて、今月も恒例のマグノリアコンサートがございます
12月はティンパニ奏者の中山直音が出演させていただきます。
(名前は『ただなり』と読みます
2014年12月にメンバーとして加わり、ちょうど1年になります。
みなさま、もう覚えてくださってますか

関西フィルではティンパニ奏者を務める中山ですが、
マグノリアホールは室内楽用の小さなホールなので
どでかいティンパニはちょっとお休みしまして。。。
「打楽器奏者」として、マリンバやヴィブラフォン、太鼓などでお楽しみいただきます

共演は同じく打楽器奏者の角武(すみ・たけし)さんと、ピアノの大西真衣さん。

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左から、角武さん、大西真衣さん、中山。

若々しい顔ぶれですね

ピアノの大西さんと中山は大学時代の同級生、
そして角さんは同じ打楽器奏者として、
これまでに何度も共演を重ねてきた信頼できる間柄、とのこと。

「普段、打楽器のソロやアンサンブルを聴く機会があまりないお客様に、
打楽器をより身近に感じていただきたいと思い、
いろんな打楽器作品をプログラムに入れてみました。
オーケストラで聴く打楽器とは違う、打楽器の響きを感じていただけるように、
頑張りたいと思います。」

と、意気込みを語る中山です 確かに打楽器というと、
オーケストラの舞台では奥まったところにずらずらっと並んでいてよく見えないですし、
華やかなメロディを歌い上げる弦楽器や管楽器と比べると
なんだかよくわからない、謎多きジャンル、という感じがしますね

一口に「打楽器」と言いましても、ものすご~く多岐にわたりまして、
楽器の種類やら構造やら分類やらなんやらで
実は奥の深~い世界なのです

今回のマグノリアコンサートでは、
いわゆるタイコ系の打楽器と、マリンバやビブラフォンといった鍵盤系の打楽器で
オーケストラでは聴くことのできない打楽器の響きをお楽しみいただきます

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こちらは練習風景の1コマですが、
左がビブラフォン、右がマリンバです。

コンサート当日も、こんな感じに楽器を並べて演奏します。
ピアノのようにペダルを駆使する鉄琴ビブラフォンと、
約5オクターブの広い音域をカバーする大きな木琴マリンバ、
そしてマグノリアホールのすてきなスタインウェイのピアノが
どんな風に鳴り響くのか、とても興味深いです

(豆情報:
マグノリアホールのスタインウェイはとてもめずらしい形のグランドピアノなので
脚の部分などなど、ぜひご注目くださいね

プログラムは、ピアノソロでお届けするバッハ以外は、
まったく馴染みのない作曲家ばかりで、どちらかと言うと現代的な曲目ですが、
突拍子もない現代音楽のような感じではないので、
ちゃんと心を落ち着けて、聴いていただけると思いますご安心を
打楽器の音楽は、ハマる人にはハマるジャンルなので、
まだ聴いたことのない方はこの機会にぜひ

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今度のマグノリアコンサートは日曜日、お昼14時の開演です

11月、12月と連続して新メンバーお披露目コンサートとなりましたマグノリアコンサート。
11月の田代直子に引き続き、12月の中山直音にもあたたかいご声援を、
どうぞよろしくお願いいたします

【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2015年12月6日(日)14:00開演(13:15開場)
[場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
  (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

[出演]
 中山 直音(関西フィル・首席ティンパニ奏者)
 角 武(打楽器)
 大西 真衣(ピアノ)
[プログラム]
 アルマンド・ラッセル:ピアノと打楽器のためのソナタ
 エマニュエル・セジョルネ:マリンバと弦楽合奏のための協奏曲
 J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
 イヴァン・トレビーノ:マリンバデュオのための2+1
 ジェイソン・デクリストファロ:フルート、マリンバ、ピアノのためのトリオ

[入場料]
 全席自由¥1,000
 (※120名様限定です!)
[お問合わせ]
 逸翁美術館:072-751-3865