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2017年 11月

  • 2017.11.24(金)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    記者懇談会

     皆様こんにちは

     11月17日(金)弁天町オークホールにて記者懇談会を行いました。         楽団長の手塚より2018年度各定期演奏会や主催公演の指揮者、ソリストの聴きどころを説明し、新聞社や出版社の記者の方からデュメイ監督への質疑応答がありました。また、来年4月に公益財団法人へ移行する予定であることも発表させていただきました。  

     デュメイ監督の話で驚いたことは、同じ音楽を演奏することが興行的な意味を持つと分かっていて、且つ、ピアニストとの共演は90%、ヴァイオリニストは75%、チェリストは40-50%の集客率が望めるにもかかわらず、リスクを取ってでも新しいプログラム、つまり、楽団が集客のためにやりたい曲や演奏者が好きな曲ではなく、『お客様に好きになっていただける曲』を選曲するという言葉でした。

    admin-ajax

     デュメイ監督が選んだ曲を好きになれるかどうか、是非コンサート会場にて吟味してくださいませ

    2018年度ラインナップ

    https://kansaiphil.jp/wordpress/information/6490/

     


  • 2017.11.22(水)
    公演情報 関西フィルNews
    明日は定期演奏会です!!

    みなさまこんにちは

    明日は定期演奏会を開催しますpic_5738
    今年最後のデュメイ監督との演奏会になります。

    ご存知の通り、盛りだくさんな内容。
    ヴァイオリンソナタ&ピアノ協奏曲&管弦楽曲

    しかもヴァイオリンソナタでは、ヴァイオリニスト・デュメイと
    日本を代表するピアニスト・横山幸雄さんという初顔合わせが
    実現しますpic_ic_face_hearteye

    デュメイが弾くフランクのヴァイオリン・ソナタを愛聴版に
    してらっしゃる方も多いと思います。
    あまりにもスケールが大きな2人のアーティスト、
    どのようなフランクが繰り広げられるかどうぞお楽しみに

    さて、横山さんにはさらにサン=サーンスのピアノ協奏曲も。
    この曲は頻繁に演奏される曲ではありませんが、関西フィルでは
    依頼演奏会でよく演奏させていただいており、実は演奏し慣れた曲です。

    サン=サーンスのピアノ関係の曲というと、交響曲第3番「オルガン付き」
    や、動物の謝肉祭での天才的なピアノの使い方が印象的ですね~。
    IMG_9512-2

    曲の冒頭から長い横山さんのカデンツァがあります。
    2日間の練習の間、この部分は省略して弾いてらしたので、
    私達もまだ聴いていません!!明日のゲネプロでも省略されるかも
    しれないので、本番で初めて聴くことになるかも楽しみです…

    超絶技巧が繰り広げられる曲なのに、とても楽しく愉快な感じに
    聴こえてしまうのがサン=サーンスのエスプリですねpic_632f243f22bcc39b8c3a04b137ea32bb
    横山さんの圧倒的なピアニズムで、さらにこの曲の魅力が
    引き出されましたpicうえ

    そして怒涛の管弦楽曲へIMG_9523-2

    デュメイ監督は、やはり楽譜に書いていない魅力を発掘し、
    私達をハッとさせてくれます。

    ベルリオーズ、デュカス共に曲冒頭に序奏の部分があるのですが、
    特にその部分は丁寧に(しつこく)音楽を指示していました。
    弦楽器のボウイング(弓の使い方)を変えて、重心を置く音を
    変えると、弾き慣れた旋律が違った顔にpic.びっくり

    ドンちゃん騒ぎの部分に目がいく2曲ですが、ぜひ序奏における
    デュメイ監督のこだわりを感じていただければ。
    ドンちゃん騒ぎ部分は有無を言わさず楽しんでいただけます

    明日は雨が降るみたいですが、ぜひシンフォニーホールに
    お越しくださいませpic_110838

    明日、12時45分から当日券を発売開始致します。
    開演は14時です、お間違いのないよう

     

     


  • 2017.11.22(水)
    公演情報 関西フィルNews
    「大阪4大オーケストラの響演」記者会見ライブ配信されます!

    みなさまこんにちは

    明日はデュメイ監督との定期演奏会ですが、
    その前に一つお知らせが~♪

    来年4月21日(土)に開催します「4大オーケストラの響演」、
    指揮者4名による記者会見(プレス懇談会)を明後日24日(金)
    に行うのですが、その様子をYouTubeでライブ配信することに
    なりました!!ぜひご覧ください~

    実施日:2017年11月24日(金)12:00より 大阪市内にて

    大阪国際フェスティバル・YouTubeチャンネル
    ※大阪国際フェスティバルに関する動画を配信しています。
    ※事前のチャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします!

    出席者: *出演順
    尾高忠明(大阪フィルハーモニー交響楽団)
    藤岡幸夫(関西フィルハーモニー管弦楽団)
    飯森範親(日本センチュリー交響楽団)
    外山雄三(大阪交響楽団)

    ◆公演日時は2018年4月21日(土)16:00(フェスティバルホール)
    ◆公演詳細 
    舞台上でない場所で、4名の指揮者が揃う場面はなかなか
    見ていただけないと思います

  • 2017.11.15(水)
    公演情報
    明日はいずみホールで演奏会です♪

    みなさまこんにちは
    どんどん寒くなってきましたね

    明日はいずみホールで演奏会を開催します。
    この季節にぴったりな燻し銀のようなプログラムpic_709ad2b50918c539a67b0fa9be8b32ba

    メインはシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレイト」です。
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    練習の最初にデュメイ音楽監督が興味深いことを
    おっしゃっていました

    「この曲を重くはしたくない。
    ミュンヘンではなくて、ザルツブルクの音にしてほしい。」と。

    ドイツではなく、オーストリア。むむむ…。
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    そして練習中は「象みたいにならないで!!」とも。
    澱みなくリズミカルに流れていくシューベルトが作られていきます。

    4楽章の後半で少し重量感のある和音が続く部分では、
    「象1匹ならいいよ、でも2匹はダメ!」と、おちゃめなことを

    すでに、シューベルトならではの心を打つメロディーが満載の
    「ザ・グレイト」ですが、そこにデュメイ監督の閃きと歌心が加わり、
    想定外の魅力を発揮することになりましたpic_5738

     

    前半のシューマンプログラムも秋にぴったり
    ブラジルご出身の巨匠、アントニオ・メネセスさんにチェロ協奏曲を
    ご披露いただきます。
    シューマンのチェロ協奏曲、一般的によく知られている協奏曲では
    ありませんが、シューマンらしさに満ちた小さな宝石のような
    作品ですpic_632f243f22bcc39b8c3a04b137ea32bb

    メネセスさんは、この曲への想いが溢れるような、とても親密な
    雰囲気でチェロを紡がれていました。
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    2楽章、メネセスさんの重音のなんとも美しいこと!!!
    ぜひいずみホールで、メネセスさんが奏でるこの協奏曲の真髄を
    お楽しみください

    明日は、18時から当日券の販売を開始致します。
    いずみホールの正面玄関は風がきついので、どうぞ暖かくして
    お越しくださいませ。

    公演詳細