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  • 2015.10.14(水)
    関西フィルNews
    “名曲アワー”明日に迫りました!!

    みなさまこんにちは

    オリックス劇場での「名曲アワー」、いよいよ明日に迫りました。
    最終練習を行っています


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    コンサートタイトルの通り、後半は超名曲のチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」です。
    もう、この曲に対してあらためてご説明するまでも無いですね~。
    (あえてお願いしたいことは、3楽章の後の拍手はご遠慮いただければ嬉しい、
    ということでしょうか・・・

    指揮の大友直人さん、後半のチャイコフスキー「悲愴」には色々
    思い出があるそうですよ

    1986年(大友さん28歳!)に大阪フィルハーモニー交響楽団さんと
    ヨーロッパ公演に行かれた時に「悲愴」を指揮されたことがとても印象深いそうです。
    この演奏旅行が、プロオケとの初めての海外公演だったとのこと。
    「とても緊張しましたが、良い思い出です」とおっしゃっていました


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    また、大友さんがNHK交響楽団の指揮研修生だった時に、最晩年の
    イーゴリ・マルケヴィッチさんがいらっしゃって、この曲を指揮されたそうです。
    マルケヴィッチさんの練習をずっと見学され、本当に素晴らしい練習だったそうです

    この時に学ばれたことは、今も悲愴を指揮する時に実践されているとのこと
    巨匠指揮者の言葉は、相当深く重い意味を持っていたのでしょうね~。


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    マルケヴィッチさんの練習では、第4楽章のチェロの指使いについて、
    「私がベルリン・フィルを指揮した時にチェロの首席奏者から教えてもらったんだ」と、
    その指使いをN響の団員さんに教えてらしたとのこと。

    「大巨匠なのに、このように謙虚に物の伝え方をされるんだと思いました・・・」
    などと、大友さんはとても懐かしそうにマルケヴィッチさんの練習に
    想いを馳せていらっしゃいました

    大友直人さんのさまざまな思い出が積み重なっている”悲愴”、
    どうぞお楽しみに

    9月13日のブログに悲愴4楽章のメロディーの秘密を載せています。
     ↓ ↓ ↓ 
    関西フィルブログ・・・4楽章のメロディーの秘密
    よければご覧くださいませ

    今日も、もちろんプログラム全曲の練習をしたのですが、
    「大樹の樹」の練習の際には、作曲者の真島俊夫さんがいらしてくださいました

    3ショット

    左から、名倉誠人さん、真島俊夫さん、大友直人さん

    大変光栄です
    とても充実した練習になりました

    前半と後半で対照的な明日のプログラム、ぜひお楽しみください

    明日は18時から当日券の発売を開始いたします。