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  • 2015.8.14(金)
    関西フィルNews
    8月のマグノリアコンサート

    みなさまこんにちは
    お盆ウィークはいかがお過ごしですか?
    お盆が過ぎたらいよいよ夏も後半戦ですね
    夏の疲れが出やすい時期なので、体調管理に気を付けて
    湿度の高い日本の夏を乗り切ってまいりましょう

    さて、お盆明けの8月19日(水)、
    毎月恒例のマグノリア・サロンコンサートがございます
    8月はクラリネットの梅本貴子、そしてヴィオラの中島悦子が出演いたします

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    共演していただくピアノの森玉美穂さんと。

    このおねえさまトリオでマグノリアコンサートに出演するのは
    これで3回目になります。
    音楽の相性がとっても良くて、演奏が楽しい!とのこと


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    こちらはサービスのオフショット
    悦子ねえさんはヴィオラで顔を隠しています

    トリオのリーダー梅本より、みなさまへメッセージです

    『今回で第7回目を迎える梅本貴子によるアンサンブルシリーズですが、
    その中でも今回は最多出場でもある、ヴィオラとのトリオです。
    クラリネットとヴィオラはとても音色が似ていて、
    室内楽の中では一番心地よい響きがするのではないかなと思っております。
    今回の作品はドイツロマン派の作曲家ライネッケ、
    そして、フランス近現代の作曲家フランセのトリオを取り上げます。
    ロマン派の熱い作品とエスプリ感満載の軽快で爽やかな作品という
    コントラストのある作品に挑戦します。
    この暑い夏を吹き飛ばすような熱い演奏をお届けしたいと思います。
    是非、皆様のご来場を心よりお待ちしております。』


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    ライネッケとフランセ、どちらも「クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ」
    という、そっくり同じタイトルがついている曲なのですが、
    まったく印象が異なりますので、とってもおもしろい聞き比べができると思います。
    是非とも実際に聞き比べてみてください

    奏者の表情や雰囲気などにも、ご注目くださいね
    二つの曲でどんな表情を見せるのか、
    奏者の息使いを間近に見ることのできる、
    マグノリアコンサートならではの楽しみかたです

    ドイツロマン派のカール・ライネッケは、
    スメタナやブルックナーと同じ年1824年に生まれています。
    今日の日本ではフルート協奏曲くらいしか一般には知られていませんが、
    当時のドイツ音楽業界では、文字通りの大御所としてその名を轟かせていました。
    あの、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」初演を指揮したそうですよ。

    対するフランスの作曲家ジャン・フランセは1912年生まれで
    1997年に没しました。ごくごく最近ですね。
    いわゆる現代音楽の方面へは進まず、おしゃれなフランスを地で行く
    軽妙洒脱でひょうきんな作品を多数残しています。

    ライネッケとフランセは、ふたりともかなり多作な作曲家で、
    膨大な数の曲を残しています
    そしてふたりとも長生きしました
    単なる偶然の共通項ですけど、もしかするとなにか
    通じるところがあるかもしれませんね

    8月のマグノリアは≪19時30分開演≫です
    今すぐ手帳にメモをお願いします
    18時45分よりホールを開場します。暑い時期ですので、ちょっと早めに到着して、
    ロビーやお隣のカフェで涼みながら呼吸を整えて・・・
    梅本・中島・森玉の熱~いトリオをお楽しみくださいませ
    ご来場をお待ち申し上げます

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年8月19日(水)19:30開演(18:45開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     梅本 貴子(関西フィル・首席クラリネット奏者)
     中島 悦子(関西フィル・首席ヴィオラ奏者)
     森玉 美穂(ピアノ)
    [プログラム]
     ライネッケ:クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ 作品274
     フランセ:クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865