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  • 2015.3.19(木)
    関西フィルNews
    明日は中央公会堂特別演奏会です!!

    みなさまこんにちは

    今日はよく雨が降りましたが、明日はお天気になるようですね
    19時から、大阪市中央公会堂で特別演奏会を開催します

    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲とベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
    というスケールの大きなプログラム

    練習は滞りなく終了致しました

    DSCF2388

    上の写真はベートーヴェンの練習中ですね。
    金管楽器はホルン3本とトランペット2本という小編成なのに、
    まさしく「英雄」というタイトル通りの壮大さ

    ベートーヴェン自身が一番出来に満足していたと言われている第3番「英雄」。
    チェロの有名なメロディーから始まる第1楽章、
    第2楽章はクラシック史上に残る葬送行進曲ですよね。
    ホルンに彩られる第3楽章の”スケルツォ”、そして壮大に展開される
    変奏曲形式の4楽章

    DSCF2348

    3楽章のホルン三重奏によるあのフレーズを楽しみにしてらっしゃる方も
    多いと思います
    ホルンが3本という編成、珍しいですよね~。
    ホルンの編成ですが、ベートーヴェンの交響曲の中では、
    第9番「合唱付き」は4本、第3番「英雄」が3本、それ以外(1.2.4.5.6.7.8番)
    は2本です。

    ベートーヴェンに限らずホルン3本のオーケストラ作品は本当に少ないのです。
    その中で、ホルン3本の意味と威力が最大限に発揮されるのが
    この「英雄」の第3楽章
    中央公会堂のあたたかい響きの中、どのような感じに聴こえるか、
    どうぞお楽しみに

    そしてもう一つの偉大なる名曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

    ヴァイオリンのソリストは内尾文香さんです
    この3月で高校をご卒業されました。

    2012年の全日本学生音楽コンクールで第1位になられ、2013年に
    吹田市主催の「七夕コンサート」で始めて共演致しました。
    この時の共演があまりに素晴らしかったこともあり、すぐに明日の演奏会での
    共演をお願いしました

    DSCF2331

    なんともどっしりとした演奏!!
    この難曲中の難曲を、完全に手の内に入れられています
    チャイコフスキーが残した偉大な音楽遺産を、何の迷いもなく
    ぐんぐん弾き進められました

    美しい中央公会堂の舞台と、お客様を前にしてきっと
    明日はさらに変貌してくださることでしょう
    楽しみですね

    その中央公会堂の中、美しいですよ!
     ↓ ↓ ↓
    中央公会堂の内部はこの過去のブログをどうぞ

    中央公会堂のふくよかでゴージャスな響きが加わり、
    この偉大な作品達をさらにお楽しみいただけると思います

    明日、当日券は18時から中央公会堂の正面入り口で
    発売開始致します。
    お待ちしております

    【中央公会堂特別演奏会】

    [日時]2015年3月20日(金)19:00開演 (18:00開場)
    18:40~ 指揮:藤岡幸夫によるプレトーク開催!
    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:内尾 文香(ヴァイオリン)

    [プログラム]

    ◆チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
    ◆ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。【入場料】(全席指定・消費税込)
    一般:4,000円高校生(18歳)以下:2,000円

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    06-6577-1381