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  • 2014.8.23(土)
    関西フィルNews
    第4回城陽定期演奏会、明日に迫りました。

    みなさまこんにちは

    夏も終わりに近づいてきましたね。
    明日の日曜日は夏の定番、城陽定期演奏会です

    ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」と
    チャイコフスキーの交響曲第4番
    厳しい残暑を吹き飛ばしてくれるプログラムですよ。

    チャイコフスキーの頻繁に演奏される重量級交響曲、
    4番・5番・6番の最初、交響曲第4番がメインです。

    1楽章冒頭、金管楽器の印象的なファンファーレ・・・、
    この楽章最後にはこのファンファーレがいくつもなだれ込み、圧倒的終結です。

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    第2楽章、緊張が緩みメロディアスな旋律が続きます。
    木管楽器ソロの美しさが際立ちますね。
    途中、くさびを打つように叩かれるティンパニが意味深です・・・。

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    弦楽器のピッツィカートが繰り広げられる第3楽章。
    ピッツィカートというとなんだか楽しい雰囲気を予想してしまいますが、
    なんだか、浮遊するような、ファンタジックな楽章です。

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    3楽章の雰囲気に完全に答えを出すかのような冒頭で4楽章は始まります。

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    最後の4楽章では不安を煽る部分は少なく、とてもポジティブなフィナーレです。
    1楽章最初の印象的なファンファーレも力強く繰り返されます。
    チャイコフスキーは、この楽章には”多くの素朴な人間の喜びがある”と
    言っていたとのこと。
    これぞ音楽の力。

    さてさて、ところが、藤岡さんはもう少し違った考えをお持ちのようですよ。
    その辺りのお話は、ぜひプレトークをお聴きになってご確認くださいね。

    コンサート前半には、日本のジャズ界の重鎮、
    山下洋輔さんの燃えるような”ラプソディー・イン・ブルー”を
    お届けします。

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    もう、ピアノソロの冒頭から山下洋輔さんのブルー・ノートが
    溢れ出てきますよ。

    藤岡さん、
    「山下さんはその時のインスピレーションで、ものすごい音楽が
    湧き出てくるからね。
    毎回全然違う本番だからスリル満点だよ~!!
    ダイナミックで繊細、この2つがここまで混在するラプソディー・イン・ブルーは
    山下さん以外では聴けない・・・!」
    とハイテンションです~。

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    明日は13時から当日券を販売開始致します。

    皆様のお越しをお待ちしております!!

    【関西フィル 城陽定期演奏会】

    [日時]2014年8月24日(日)14:00開演(13:20開場)
    13:40~指揮:藤岡幸夫によるプレトーク開催!
    [場所]文化パルク城陽 プラムホール
    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    ジャズ・ピアノ:山下 洋輔

    [プログラム]
    ◆ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
    ◆ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
    ◆チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品36

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

    <入場料(全席指定・消費税込)>
    一般¥3,500  学生席(高校生[18歳]以下)¥2,000
    ※学生席は文化パルク城陽、関西フィル事務局でのみの取扱いとなります。

    お問い合わせ
    関西フィル06-6577-1381(8/23(土)は16時までの営業、8/24(日)は休業)