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  • 2014.3.19(水)
    関西フィルNews
    春分の日、中之島中央公会堂で開催するコンサートです!!

    みなさんこんにちは
    少しずつ暖かくなってきている、気がしますね・・・。

    21日(金・祝)春分の日、大阪市中央公会堂で特別演奏会を開催します
    今回は、ウェーバー:「魔弾の射手」序曲、ボッテジーニ:コントラバス協奏曲第2番、
    メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」というなんともシブいプログラム

    ボッテジーニのコントラバスソロを演奏していただく石川滋さんは、
    日本を代表するコントラバス奏者でいらっしゃり、藤岡さんの慶応義塾大学時代の
    一つ下の後輩にあたられます。

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    石川滋さんは大学時代から「すごいコントラバス奏者がいる!!」と有名で、
    藤岡さんもお名前を知っていたとのこと
    お互いに知り合われたのは、一昨年、読売日本交響楽団での共演がきっかけで、
    意気投合し今回の共演となりました

    ご自分の楽器を東京からお車で運ばれたとのこと
    確かに新幹線や飛行機での移動はかなり難しそうですね。。

    練習場に到着され、ウォーミングアップにカザルスの「鳥の歌」を
    弾いていらっしゃったのですが、コントラバスが歌を歌っているようです

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    石川さん、日本でコントラバス協奏曲を演奏するのは初めてとのことです
    一昨年の藤岡さんとの初共演は、同じくボッテジーニ作曲の「ヴァイオリンとコントラバスの二重協奏曲」を演奏されました。

    さあ!練習が始まります!

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    イタリアの作曲家でコントラバス奏者でもあったボッテジーニは、
    ”コントラバスのパガニーニ”とも呼ばれています。
    その異名の通り、かなりの技術が要求される協奏曲のようです
    コントラバスがすごい速さで弓を動かして弾いている場面というのは、
    そんなに頻繁に見ることは無いので、なかなか想像しにくいですね・・・。

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    ぜひ、あまり頻繁に見ることのないコントラバスの独奏にご期待ください
    あの幅が広くて長い指板の上の太い弦を使って、まるでチェロを悠々と
    弾いているかのように演奏されています。

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    オーケストラはフルート1本、オーボエ・ファゴット・ホルンが2本ずつ、ティンパニと、
    少し小ぶりなオリジナルの編成です。
    協奏曲なのでもちろん独奏楽器のカデンツァもありますよ

    短調の曲ですが、親しみやすく心を打つメロディーが中央公会堂の響きに
    良く合いそうです

    また、メンデルスゾーン「スコットランド」もご紹介します。
    明日20日(木)17時まで事前予約を受け付けしております。
    (関西フィル:06-6577-1381)

    【大阪市中央公会堂特別演奏会】

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    [日時]2014年3月21日(金・祝)15:00開演 (14:00開場)
    14:40~ 指揮:藤岡幸夫によるプレトーク開催!

    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:石川 滋(コントラバス)

    [プログラム]
    ◆ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
    ◆ボッテジーニ:コントラバス協奏曲第2番 ロ短調
    ◆メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」
    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    【入場料】(全席指定・消費税込)一般:3,000円高校生(18歳)以下:1,500円

    ご予約・お問い合わせ
    関西フィル 06-6577-1381